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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2014年24号

引き続き夏風邪に注意しましょう。(6月9日〜6月15日)

咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、ヘルパンギーナの報告数が、依然高い状態が続いています。咽頭結膜熱は日南市周辺、手足口病は宮崎市周辺や日南市周辺、延岡市周辺からの報告が多く、どちらの感染症も1歳前後の小さな子どもさんに流行しています。また、ヘルパンギーナは6週連続で報告数が増加しているので注意しましょう。

咽頭結膜熱は感染すると、発熱やのどの痛み(咽頭痛)、眼の炎症(結膜充血)などの症状がみられます。手足口病は熱は高くならないことが多く、口の中や舌、手や足に水ぶくれができます。ヘルパンギーナは高熱を伴うことが多く、口の中に水ぶくれ等の炎症症状がみられます。口の中や粘膜に炎症がおきるため、食べ物や飲み物を摂取する際に痛みを伴うことがあります。脱水症状におちいりやすいため水分をとるよう心がけましょう。また、症状が治まった後でも2〜3週間は便中にウイルスが排出されています。おむつの処理をした後やトイレの後はしっかり手を洗い、お風呂は最後に入れるようにしましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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