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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2014年34号

予防接種はお済みですか。(8月18日〜8月24日)

県内で麻しん(はしか)が1例報告されました。麻しんウイルスは感染力が非常に強く、空気感染をおこしますが、予防接種で防ぐことのできる感染症です。母子健康手帳などで接種歴を確認しましょう。

麻しんの予防接種は、1歳から2歳の間に1回目の接種、小学校就学前の一年間の間に2回目の接種を受けることが勧められています。麻しんは一度の接種では免疫が十分つかないため、必ず2回受けるようにしましょう。また、近年日本で確認されている麻しんウイルスはほとんどが東南アジアなどの海外からの輸入事例です。海外旅行に行く際にはあらかじめ渡航先でどのような感染症が流行しているか厚生労働省のホームページなどで調べ、必要に応じて予防接種を受けるようにしましょう。

また、今週は腸管出血性大腸菌やサルモネラ菌などの食中毒菌も検出されています。まだまだ暑い日が続くことが予想されますので、食中毒には十分注意しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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