手足口病に注意しましょう。(9月22日〜9月28日)
手足口病の流行が続いています。県内では先週と比較して約0.8倍と流行のピークは過ぎましたが、小林市周辺では再び増加し流行警報レベルを超えています。1歳〜2歳のこどもからの報告が多く、保育施設や家庭など、人との接触機会の多い場所では特に注意が必要です。
感染すると、熱は出ないか出ても高熱にならないことが多く、口の中や舌、手や足に水ぶくれができます。口の中の水ぶくれの痛みで食事や水分が充分にとれなくなる場合があるので、豆腐やおじやなどやわらかく味の薄いものを食べさせるようにしましょう。
患者さんの咳やくしゃみの飛沫や便に含まれるウイルスが、手指やタオルを介して口に入ることにより感染します。咳が出るときにはマスクを着用する、くしゃみが出るときにはタオルで口元を押さえるようにするなどの咳エチケットに努めましょう。また、トイレやおむつの処理の後、食事や料理の前などには石けんと流水でこまめな手洗いを心がけましょう。