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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2015年3号

インフルエンザが流行しています。(1月12日〜1月18日)

県内のインフルエンザの定点当たり報告数が99.6と、前週の約1.3倍に増加しました。1999年(現行の感染症法施行)以降では最大の流行となっています。特に、10歳未満のこどもからの報告が全体の約半数を占めており、注意が必要です。

感染すると1〜3日の潜伏期間を経て、突然の高熱、関節痛や倦怠感等の全身症状、咳等の呼吸器症状、腹痛や下痢等の胃腸症状等がみられます。免疫力の弱い小児や高齢者では脳症や肺炎などの合併症を引き起こし、重症化する場合もあります。

感染してしまったら、安静にして睡眠を十分にとりましょう。また、少しずつでも良いので水分補給を心がけましょう。個人差はありますが、症状が出る前日〜解熱後2日程度はウイルスを排出しているといわれています。くしゃみや咳が出る人は周囲に感染させないようにマスクを着用する等咳エチケットに努めましょう。また、人の多い場所への外出を控え、解熱後も2日程度は学校や職場等に行かないようにしましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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