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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2015年7号

インフルエンザとRSウイルス感染症に注意しましょう。(2月9日〜2月15日)

インフルエンザの報告数は前週の半分に減少していますが、依然流行注意報レベルにあります。特に、小林市や綾町周辺からの報告が多いようです。免疫力の弱い幼いこどもや高齢者、体調不良の方は人混みを避けるように心がけ、引き続き感染予防に努めましょう。症状のある人はマスクを着用する等、咳エチケットに努めましょう。

また、RSウイルス感染症の報告数が3週連続で増加しています。感染すると鼻汁や発熱等の症状が出ます。多くの場合は軽い症状で軽快しますが、1歳未満の乳幼児等初めてRSウイルスに感染した場合は、咳がひどくなり喘鳴、呼吸困難症状が出ることがあります。患者の咳やくしゃみのしぶきを直接吸い込んだり、手やタオルを介して口や鼻の粘膜から感染します。特に家族内や保育施設は、感染のリスクが高いといわれています。感染を予防するには、こまめな手洗いが重要です。流水と石けんを用いて、手首や指の間も忘れずに洗いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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