
1. 目的
当研究所で実施する疫学研究について、個人の尊厳及び人権の尊重、個人情報の保護その他の倫理的観点並びに科学的観点から、疫学研究に携わる関係者が遵守すべき事項を定めることにより、社会の理解と協力を得て、疫学研究の適正な推進が図られることを目的としています。
宮崎県衛生環境研究所 疫学研究倫理規程(平成27年4月1日)
2. 宮崎県衛生環境研究所疫学研究倫理審査委員会委員名簿
(任期 令和6年4月1日〜令和9年3月31日)
区分 |
氏名 |
役職 |
研究所外の
有識者 |
医学又は医療の専門家 |
南嶋 洋一 |
社会医療法人同心会古賀総合病院
臨床検査部長
(宮崎大学名誉教授) |
法律学の専門家等
人文・社会学の有識者 |
五島 自由 |
五島法律事務所 弁護士 |
研究所外有識者 |
藤本 洋子 |
宮崎県人権擁護委員協議会
人権擁護委員
|
研究所職員 |
松本 公彦 |
副所長兼衛生化学部長 |
杉本 貴之 |
食品衛生検査管理監 |
赤ア いずみ |
環境科学部長 |
3. 議事要旨
許可 番号 |
受付年月日 |
申請者 |
研究課題名 |
審査結果 |
承認日 |
10 |
令和7年5月23日 |
成田 翼 |
宮崎県の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルス等に関する遺伝学的解析 |
承認 |
令和7年7月15日 |
11 |
令和7年5月23日 |
水流 奈己 |
宮崎県における梅毒の流行状況の解析
(研究期間が3年を超える場合の報告) |
承認 |
令和7年7月15日 |
11 |
令和7年5月23日 |
水流 奈己 |
宮崎県における梅毒の流行状況の解析
(研究期間の延長及び人事異動に伴う共同研究者の変更) |
許可 |
令和7年7月15日 |
13 |
令和7年5月23日 |
成田 翼 |
宮崎県のマダニ媒介性感染症に関する重症化因子の探索及び疫学分析 |
許可 |
令和7年7月15日 |
14 |
令和7年5月23日 |
成田 翼 |
アジア太平洋地域における齧歯類由来感染症監視システム(RADIANCE)の開発
:環境変化に伴うアウトブレイクに備えたワンヘルスプラットフォーム |
許可 |
令和7年7月15日 |
15 |
令和7年5月23日 |
津路 優栞 |
原因不明疾患の病原体検索 (細菌) |
許可 |
令和7年7月15日 |
16 |
令和7年5月23日 |
新田 真依子 |
原因不明疾患の病原体検索 (ウイルス) |
許可 |
令和7年7月15日 |
4. 疫学研究に関する情報公開について(オプトアウト)
通常、 疫学研究を実施する際には、文書または口頭で説明し、同意を得た上で実施します。しかし、既存の研究試料のみを使用する一部の研究では、国が定めた倫理指針に基づき、「オプトアウト」という方法をとることがあります。「オプトアウト」とは、研究内容を公開し、研究への協力を拒否できる仕組みです。
当研究所でオプトアウトを行っている疫学研究は下記の通りです。研究結果は学会等で公表される可能性がありますが、個人を特定できる情報は一切公開されません。疫学研究への協力を希望されない場合は、記載されている問い合わせ窓口までご連絡ください。ご連絡による、不利益は一切ありません。
当研究所における疫学研究にご理解、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
疫学研究一覧(青字はPDFダウンロードできるようにする)