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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2014年第47号

第16巻47号[宮崎県第47週(11/17〜11/23)全国第46週(11/10〜11/16)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛 生環境研究所

宮崎県第47週の発生動向

全数報告の感染症(47週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核5例。
  • 3類感染症
    報告なし。
  • 4類感染症
    つつが虫病2例。
  • 5類感染症
    ジアルジア症1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2014年第1週〜47週)

( )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

  • 定点医療機関からの報告総数は535人(定点あたり16.5)で、前週比100%と横ばいであった。前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と手足口病であった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【感染性胃腸炎】

  • 報告数は256人(7.1)で、前週比107%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(14.8)の約0.5倍であった。年齢別では1〜3歳が全体の約4割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

【水痘】

  • 報告数は61人(1.7)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点あたり平均値*(2.3)の約0.7倍であった。年齢別では1〜2歳が全体の約6割を占めた。

流行警報・注意報レベル基準値超過疾患

全国第46週の発生動向

全数報告の感染症(全国第46週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比127%と増加した。今週増加した疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。

RSウイルス感染症の報告数は4,328人(1.4)で、前週比129%と増加した。山形県(3.6)、鳥取県(3.3)、徳島県(3.2)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は18,207人(5.8)で、前週比138%と増加した。香川県(12.4)、大分県(10.7)、福井県(9.8)からの報告が多く、年齢別では1〜4歳が全体の約半数を占めた。

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