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県広報みやざき


 こんにちは!河野です
 5月30日、 皇太子殿下のご臨席を仰ぎ、 第26回全国「みどりの愛護」のつどいが開催されました。ご来県は13年ぶり。
 式典の前日に来県された皇太子殿下には、2日間にわたり県内を視察いただきました。行く先々でご奉迎の輪が広がり、多くの県民の皆さんとの交流で、温かい笑顔やお言葉を賜りました。心より感謝申し上げます。
 このつどいは、全国で緑の愛護活動などに取り組む関係者が一堂に会し、広く都市緑化意識の高揚を図り、緑豊かな潤いのある住みよい環境づくりを推進するため開催されています。豊かな緑は、くらしにゆとりと潤いをもたらすとともに、多様な生態系を支え、さらには地球温暖化や災害の防止にも大きな役割を果たしています。
 式典後の記念植樹では、皇太子殿下にヤマザクラをお手植えいただきました。 ヤマザクラは、天皇皇后両陛下にご臨席いただいた平成16年の「第55回全国植樹祭」を記念し、宮崎県の木に選定されています。
 本県は、日向灘を望む日南海岸や日豊海岸などの変化に富んだ海岸線、霧島連山に代表される緑濃い山々など、美しい自然環境に恵まれています。これまで、県土全体を公園のように美しくする「全県公園化構想」や、全国に先駆けて昭和44年に制定した 「沿道修景美化条例」に基づき、県内の主要道路に樹木および花木などを植栽し、沿道の景観を保全し、郷土の美化に取り組んできました。人口1人当たりの都市公園面積は約21.6m2で全国第2位となっています。
 こうした本県の魅力を表すものとして新たに定めたキャッチフレーズが、「日本のひなた宮崎県」です。ひなたは漢字で書くと「日向」。ふりかえれば、宮崎は神話の時代から「日向(ひむか)」と称されてきた土地。ひなたは、豊かな自然や食を生み出し、ゆったりした時間をつくり、人柄をあたたかくし、そして、人々に希望と活力をもたらします。
 そのような「ひなたのチカラ」で育まれた宮崎県において、このつどいが開催されたことは、とても意義深いものと考えます。当日の朝は、曇りの予報にも関わらず、見事な晴天に恵まれました。まさに「朝日の直刺す国」。
 今回のつどいを契機として、都市緑化を進める機運がさらに高まり、「日本のひなた宮崎県」から、緑豊かな潤いのある環境づくりの輪が、全国に広がっていくことを祈っています。

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