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県広報みやざき


知事コラム こんにちは!河野です 8月27日は口蹄疫の終息宣言から1年。あの熱い夏の記憶を呼び起こすような青空を見上げていると、入道雲で牛や豚を表したイラストを思い出しました。30万頭もの尊い犠牲に合掌。
  経営を再開したのは、8月末で農家数57パーセント、頭数47パーセント。アジアにおける口蹄疫のまん延、牛肉価格の下落、飼料価格の高騰、大震災後のセシウム問題など、畜産を取り巻く状況は厳しさを増しています。
 逆風の中ですが、30万の命に報いるためにも、また、全国からの温かいご支援に応えるためにも、畜産王国宮崎の再生・復興を何としても実現しなくてはなりません。防疫の徹底を図りつつ、これからも国や市町村、関係団体と連携し、一歩一歩着実に進んでいきたいと思います。
 口蹄疫や新燃岳、東日本大震災、さらに急激な円高等により、本県の経済は停滞が続いています。そこで、「県民総力戦」で宮崎の元気を取り戻すため、「みやざき元気プロジェクト」を展開することとしました。
 これまで、県の予算(当初〜9月補正)や口蹄疫復興対策ファンド等により、総額で一千億円を超える経済対策を実施・予定しています。「みやざき元気プロジェクト」は、これらの事業や今後の予算も含め、行政や民間団体、県民が連携し、広い意味での「地産地消」など需要の拡大等を通じて経済を活性化しようとする取り組みで、同時に、県民の皆さんへの協力の呼びかけでもあります。
 10月からはJRグループなどと連携して観光客を呼び込む「熊本・宮崎・鹿児島デスティネーションキャンペーン」が始まります。また、宮崎市高千穂通りで11月上旬に開催される「みやざき てげうま国際夜市」など、宮崎も元気を出そう!というイベントが県内各地で予定されています。
 こうしたイベントへの積極的な参加や、牛肉の消費拡大、県産品・県内施設の利用、県内での宿泊旅行(100万泊県民運動)など、県民一人ひとりができることから取り組み、その積み重ねで県内経済を刺激し、循環させることが大切です。「(困ったときは)お互いさま」の精神ですね。宮崎の元気が、日本の復旧・復興にも繋がります。
 さあ、元気を出していきましょう!

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