働きやすい職場「ひなたの極」認証制度における外国人雇用企業等の優良事例のご紹介
令和4年10月1日以降に「ひなたの極」を申請する企業等のうち、外国人を雇用する企業等について、通常の「ひなたの極」の審査に加え、任意により外国人雇用に特化した項目の審査を行なっています。審査の結果、外国人雇用においても優良企業等であることが認められた場合、「外国人雇用企業等の優良事例」として県ホームページ等で周知を行います。
優良事例一覧

1えびの電子工業株式会社(「ひなたの極」認証番号:第17号)
<代表者>代表取締役津曲慎哉
<所在地>えびの市大字上江670番地
<業種>製造業
<取組内容>
- 外国人労働者が生活しやすい環境を整えるため、IHコンロや洗濯乾燥機などの電化製品を完備した寮を整備している。
- 寮は、プライバシー保護に配慮し、完全個室化を実現している。また、日本語検定の合格レベルが上がるほど寮費を安くし、外国人労働者の学ぶ意欲を後押ししたり、3年以上会社に在籍を希望される方の寮費を安くしたりして生活の支援にもつなげている。
- 病院の送迎や検定試験などの際には、日本人職員が車で送迎し、必要な場合は日本語通訳のできる外国人スタッフが同行するなどの配慮をしている。
- 所定外労働時間の削減や年次有給休暇の取得促進、育児・介護休業等の休暇の取得などに会社全体として積極的に取り組んでおり、日本人と外国人で分け隔てない待遇をしている。
- 地域との交流に積極的に参加できるように行政機関との連絡を定期的に行なっており、その結果、20歳を迎える実習生が母国の衣装で成人式に出席したり、浴衣を着て地域の夏祭りに参加するなど日本での思い出づくりができるように配慮している。
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2社会福祉法人えびの明友会(「ひなたの極」認証番号:第30号)
<代表者>理事長桑原健悟
<所在地>えびの市大字原田1403番地27
<業種>福祉
<取組内容>
- キャリアアップ支援として業務上で扱う専門用語を学ぶことができる日本語研修等への積極的な参加、修了実績がある。
- 日本人職員との共生・交流を深めるため、外国人労働者一人一人の趣味や母国の挨拶言葉等をまとめた自己紹介シートを作成し、施設内に掲示、周知を行なっている。
- 外国人労働者向けの寮を完備しており、生活支援の一環として寮と職場の送迎を行うことで、車やバイクの免許がなくても安心して通勤できる環境を整えている。
- 業務外の時間を少しでも有効活用してもらうため、生活に必要な日用品等の買い出し、寮までの配達を法人が行なっている。
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3株式会社クリエート(「ひなたの極」認証番号:第67号)
<代表者>代表取締役久家栄二
<所在地>東臼杵郡門川町須賀崎4-39-3
<業種>通信業
<取組内容>
- 日本語力の向上をサポートするため、外国人労働者が希望する日本語教材を随時購入、配布している。また、日本語能力試験の合格に向けた具体的な学習スケジュール案も作成しており、目標達成に向け一貫したサポート体制を備えている。(日本語能力試験N3合格実績あり)
- 日本人従業員と外国人労働者の交流を深めるため、食事会を適宜開催している。食事会は日本料理に限らず外国人労働者の母国料理を楽しむ場ともなっており、互いの異文化交流の機会にもなっている。
- 外国人労働者向けの相談窓口を設置しており、日本語のみならず英語でのサポート体制構築を推進している。相談窓口を通して、病院受診や銀行口座開設等の生活支援を行なっている。
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4株式会社凌駕(「ひなたの極」認証番号:第44号)
<代表者>代表取締役社長長嶺 光秀
<所在地>宮崎市大字瓜生野3675番地1
<業種>サービス業
<取組内容>
- 朝礼時の司会進行・1分間スピーチを外国人労働者にも担当してもらい、業務に必要な会話能力だけでなく、様々な日本語の表現力を養う場を提供している。
- 相互理解の一環として、外国人労働者の母国料理レストランでの食事会や、正月の神社参拝等、互いの文化の体験・交流を積極的に行っている。
- 在留カードの更新や銀行口座開設等、日本での生活において必要な手続きについて徹底的にスケジュールを管理し、会社が全面的に支援している。
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