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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2014年第43号

第16巻第43号[宮崎県第43週(10/20〜10/26)全国第42週(10/13〜10/19)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛 生環境研究所

宮崎県第43週の発生動向

全数報告の感染症(43週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症
    報告なし。
  • 2類感染症
    結核4例。
  • 3類感染症
    報告なし。
  • 4類感染症
    つつが虫病1例。
  • 5類感染症
    報告なし。

全数把握対象疾患累積報告数(2014年第1週〜43週)

( )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

  • 定点医療機関からの報告総数は466人(定点あたり14.3)で、前週比101%とほぼ横ばいであった。前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と手足口病で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と水痘であった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告

【RSウイルス感染症】

  • 報告数は69人(1.9)で、前週比78%と減少した。例年同時期の定点あたり平均値*(1.6)の約1.2倍であった。年齢別では1歳が全体の約半数を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告
  • 無菌性髄膜炎:都城保健所管内から1例報告された。患者は1歳で、病原体はRSウイルス。

全国第42週の発生動向

全数報告の感染症(全国第42週)

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比91%と減少した。今週大きく増加した疾患はなかった。減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。

RSウイルス感染症の報告数は2,590人(0.82)で、前週比87%と減少した。熊本県(2.6)、徳島県(2.5)、宮崎県・山形県(各2.4)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。

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