第16巻47号[宮崎県第47週(11/17〜11/23)全国第46週(11/10〜11/16)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛
生環境研究所
【感染性胃腸炎】
- 報告数は256人(7.1)で、前週比107%と増加した。例年同時期の定点あたり平均値*(14.8)の約0.5倍であった。年齢別では1〜3歳が全体の約4割を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

定点医療機関あたりの患者報告総数は前週比127%と増加した。今週増加した疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。
RSウイルス感染症の報告数は4,328人(1.4)で、前週比129%と増加した。山形県(3.6)、鳥取県(3.3)、徳島県(3.2)からの報告が多く、年齢別では6ヶ月〜1歳が全体の約6割を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は18,207人(5.8)で、前週比138%と増加した。香川県(12.4)、大分県(10.7)、福井県(9.8)からの報告が多く、年齢別では1〜4歳が全体の約半数を占めた。