インフルエンザが流行警報レベル開始基準値を超えました。(11月24日〜11月30日)
インフルエンザの報告数が前週の約1.5倍、1,064人(定点当たり38.0)に増加し、今シーズン初めて流行警報レベル開始基準値(30)を超えました。また、15歳未満が全体の約7割を占めています。
発症すると38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、咳や鼻水などの症状が現れます。子供や高齢者では脳炎や肺炎などを合併し重症化するおそれがあり注意が必要です。重症化予防にはワクチン接種が有効ですが、効果が現れるまでに2週間ほどかかるため、早めの接種を検討しましょう。
日頃から、こまめな手洗いやマスクの着用を含む咳エチケット、換気などの基本的な感染対策が重要です。感染が疑われる場合は、事前に医療機関に受診方法を確認しましょう。