百日咳に気をつけましょう。(3月3日〜3月9日)
今年に入り百日咳の報告が続いています。今週は、0歳から4歳が1人、5歳から9歳が2人、10代が23人、30代が1人、40代が3人で、10代からの報告が多い状況です。
百日咳は、かぜのような症状から始まり、次第に咳の回数が増え、息を吸う時にヒューという音が出ます。特に6か月未満の乳児は、肺炎や脳症などの合併症をおこすことがあるため注意が必要です。大人は咳が長引いても症状が軽いことが多く、気づかないうちに周囲にうつすことがあります。咳が長引くときは、早めに医療機関を受診し、医師の指示どおりに薬を服用しましょう。
予防には、手洗い、うがい、ワクチン接種が有効です。定期接種は生後2か月から可能ですので、母子健康手帳で確認しましょう。