
宮崎県感染症発生動向調査2026年22号
第28巻第22号 [宮崎県第22週(5/25〜5/31) 全国第21週(5/18〜5/24)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県薬務感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所
令和8年第22週(ARIのみ第21週)の発生動向
全数報告の感染症(22週までに新たに届出のあったもの)
- 1類感染症:報告なし。
- 2類感染症:結核3例。
- 3類感染症:報告なし。
- 4類感染症:日本紅斑熱1例。
- 5類感染症:劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、侵襲性肺炎球菌感染症2例、梅毒1例、百日咳1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2026年 第1週〜第22週 保健所受理分)

( )内は今週届出分、再掲
定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は366人(定点当たり24.0)で、前週比91%と減少した。なお、前週に比べ増加した疾患はRSウイルス感染症、感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、ヘルパンギーナであった。
また、第21週の急性呼吸器感染症の報告総数は1,093人(定点当たり39.0)で、前週比91%と減少した。
【RSウイルス感染症】
報告数は16人(1.1)で、前週比145%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.22)の約4.8倍であった。年齢群別はすべて2歳以下であった。
【感染性胃腸炎】
報告数は100人(6.7)で、前週比118%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(9.4)の約0.7倍であった。年齢群別は1歳から2歳が全体の約3割を占めた。
【手足口病】
報告数は111人(7.4)で、前週比87%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.7)の約1.3倍であった。年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めた。
*新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告
報告なし
保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患
病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部)
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)
(2026年第21週:5月18日〜5月24日搬入分)

○ 急性呼吸器感染症(ARI)※1サーベイランス検体について、急性呼吸器感染症サーベイランス遺伝子検査マニュアルに従い、検査を実施した。
※1 急性呼吸器感染症(ARI):咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか 1 つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
※2 左記のいずれのウイルスも検出されなかった検体数を計上
全国2026年第21週の発生動向
全数報告の感染症
定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比105%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は感染性胃腸炎、手足口病で、減少した主な疾患は特になかった。また、急性呼吸器感染症の報告数は前週比98%とほぼ横ばいであった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は6,927人(3.1)で前週比102%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(3.1)の約1.0倍であった。愛媛県(6.7)、鳥取県(6.6)、佐賀県(6.2)からの報告が多く、年齢群別では4歳から7歳が全体の約半数を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は11,886人(5.3)で前週比105%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(6.8)の約0.8倍であった。岐阜県(11.0)、石川県(9.4)、奈良県(8.9)からの報告が多く、年齢群別では1歳から2歳が全体の約3割を占めた。
手足口病の報告数は2,213人(1.0)で前週比151%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.0)の約1.0倍であった。宮崎県(8.5)、鹿児島県(8.5)、佐賀県(4.9)からの報告が多く、年齢群別では6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めた。
* 新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値
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