
宮崎県感染症発生動向調査2026年19号
第28巻第19号 [宮崎県第19週(5/4〜5/10) 全国第18週(4/27〜5/3)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県薬務感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所
令和8年第19週(ARIのみ第18週)の発生動向
全数報告の感染症(19週までに新たに届出のあったもの)
- 1類感染症:報告なし。
- 2類感染症:結核2例。
- 3類感染症:報告なし。
- 4類感染症:報告なし。
- 5類感染症:報告なし。

全数把握対象疾患累積報告数(2026年 第1週〜第19週 保健所受理分)

( )内は今週届出分、再掲
定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は307人(定点当たり20.2)で、前週比70%と減少した(連休含む)。なお、前週に比べ増加した疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、手足口病及びヘルパンギーナであった。
また、第18週の急性呼吸器感染症の報告総数は1,199人(定点当たり42.8)で、前週比107%と増加した。
【RSウイルス感染症】
報告数は23人(1.5)で、前週比115%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.2)の約7.3倍であった。年齢群別は1歳以下が全体の約7割を占めた。
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は49人(3.3)で、前週比80%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.5)の約1.3倍であった。年齢群別は3歳から7歳が全体の約6割を占めた。
【手足口病】
報告数は134人(8.9)で、前週比66%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(3.2)の約2.8倍であった。年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めた。
*新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告
報告なし
保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患
病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部)
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)
(2026年第17週:4月20日〜4月26日搬入分)

○ 急性呼吸器感染症(ARI)※1サーベイランス検体について、急性呼吸器感染症サーベイランス遺伝子検査マニュアルに従い、検査を実施した。
※1 急性呼吸器感染症(ARI):咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか 1 つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
※2 左記のいずれのウイルスも検出されなかった検体数を計上
(細菌・ウイルスについては2026年5月11日までに検出分)
細菌
ウイルス

○麻しん疑いの患者から麻しんウイルス(B3型)が分離・検出された。県内では2019年に検出されて以来7年ぶりの発生となった。麻しんの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染である。症状出現前から感染力があり、感染力が非常に強い。ワクチン接種による予防が重要である。
※ ARI病原体定点から検出されたウイルスのうち、分離されたウイルスも再掲
全国2026年第18週の発生動向
全数報告の感染症
定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比95%とほぼ横ばいであった。なお、前週と比較して増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。また、急性呼吸器感染症の報告数は前週比102%とほぼ横ばいであった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は7,214人(3.2)で前週比99%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(2.3)の約1.4倍であった。鳥取県(7.0)、茨城県(6.8)、石川県(6.1)からの報告が多く、年齢群別では4歳から7歳が全体の約4割を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は11,088人(4.9)で前週比92%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.7)の約0.9倍であった。愛媛県(9.4)、島根県(9.4)、鳥取県(8.9)からの報告が多く、年齢群別では1歳から2歳が全体の約3割を占めた。
* 新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値
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