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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2022年第5号

第24巻第5号 [宮崎県第5週 (1/31〜2/6) 全国第4週(1/24〜1/30)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

令和4年第5週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が2,363例あり、2022年の累積報告数は7,565例となった。
全数報告の感染症(5週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核1例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:報告なし。
  • 5類感染症:侵襲性肺炎球菌感染症1例、梅毒4例。


新型インフルエンザ等感染症(5週に新たに届出のあったもの)

○新型コロナウイルス感染症2,363例:保健所、年齢別報告数及び主な症状は表のとおりであった。

全数把握対象疾患累積報告数(2022年第1週〜第5週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は477人(定点当たり13.8)で、前週比74%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎及び手足口病であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【RSウイルス感染症】

報告数は125人(3.5)で、前週比86%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.97)の約3.6倍であった。中央(18.0)、宮崎市(6.7)、高鍋(2.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は2歳以下が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】

報告数は291人(8.1)で、前週比77%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(11.1)の約0.7倍であった。中央(15.0)、高鍋(11.8)、日南(11.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約半数を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

なし。

全国2022年第4週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比88%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患は咽頭結膜熱、手足口病及びヘルパンギーナであった。

RSウイルス感染症の報告数は1,523人(0.49)で前週比98%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(0.35)の約1.4倍であった。宮崎県(4.0)、長崎県(3.1)、熊本県(3.0)からの報告が多く、年齢群別では3歳以下が全体の約9割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は22,294人(7.1)で前週比88%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.6)の約1.3倍であった。大分県(17.7)、山形県(13.7)、香川県(12.9)からの報告が多く、年齢群別では1歳から4歳が全体の約6割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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