所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター 見学と研修のお申し込み リンク集 お問い合わせ

宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2022年第8号

第24巻第8号 [宮崎県第8週(2/21〜2/27) 全国第7週(2/14〜2/20)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

令和4年第8週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が1,528例あり、2022年の累積報告数は10,868例となった。
全数報告の感染症(8週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核2例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:つつが虫病1例。
  • 5類感染症:劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、侵襲性肺炎球菌感染症1例。


新型インフルエンザ等感染症(8週に新たに届出のあったもの)

○新型コロナウイルス感染症1,499例:保健所、年齢別報告数及び主な症状は表のとおりであった。

全数把握対象疾患累積報告数(2022年第1週〜第8週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は348人(定点当たり10.8)で、前週比101%とほぼ横ばいであった。なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【RSウイルス感染症】

報告数は65人(1.8)で、前週比93%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.1)の約1.7倍であった。中央(5.0)、延岡(3.5)、宮崎市(2.9)保健所からの報告が多く、年齢群別は3歳以下がほとんどを占めた。

【感染性胃腸炎】

報告数は239人(6.6)で、前週比96%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(9.3)の約0.7倍であった。宮崎市(8.5)、日向(8.0)、都城(7.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約半数を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

なし。

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 令和4年2月28日までに検出)

細菌

ウイルス

なし。

全国2022年第7週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比96%とほぼ横ばいであった。なお、前週と比較して増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と手足口病であった。

RSウイルス感染症の報告数は726人(0.23)で前週比88%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.33)の約0.7倍であった。宮崎県(1.9)、熊本県(1.4)、鹿児島県、富山県(1.1)からの報告が多く、年齢群別では3歳以下が全体の約9割を占めた。

感染性胃腸炎報告数は13,655人(4.4)で前週比96%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(4.8)の約0.9倍であった。大分県(11.8)、愛媛県(10.1)、香川県(9.1)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約4割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

PDFファイルダウンロード


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930