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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2022年第11号

第24巻第11号 [宮崎県第11週(3/14〜3/20) 全国第10週(3/7〜3/13)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

令和4年第11週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が1,541例あり、2022年の累積報告数は16,978例となった。
全数報告の感染症(11週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核2例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:報告なし。
  • 5類感染症:梅毒3例。


新型インフルエンザ等感染症(11週に新たに届出のあったもの)

○型コロナウイルス感染症1,541例:保健所、年齢別報告数及び主な症状は表のとおりであった。

全数把握対象疾患累積報告数(2022年第1週〜第11週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は397人(定点当たり11.7)で、前週比111%と増加した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患は特になかった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【RSウイルス感染症】

報告数は87人(2.4)で、前週比193%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約1.7倍であった。延岡(5.3)、宮崎市(3.8)、日向(2.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約7割を占めた。

【感染性胃腸炎】

報告数は256人(7.1)で、前週比96%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(8.2)の約0.9倍であった。都城(14.5)、小林(8.3)、日向(7.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約6割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

なし。

全国2022年第10週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比99%とほぼ横ばいであった。なお、前週と比較して増加した主な疾患は流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患は水痘と手足口病であった。

RSウイルス感染症の報告数は596人(0.19)で前週比95%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(0.38)の約0.5倍であった。富山県(1.8)、島根県、愛媛県(1.4)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約7割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は11,825人(3.8)で前週比99%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(4.6)の約0.8倍であった。大分県(12.4)、愛媛県(10.1)、鹿児島県(8.9)からの報告が多く、年齢群別では1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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