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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2022年第13号

第24巻第13号 [宮崎県第13週(3/28〜4/3) 全国第12週(3/21〜3/27)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

令和4年第13週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が2,621例あり、2022年の累積報告数は21,020例となった。1週当たりの報告数としては、過去最多の第4週(2,623例)に次ぐ報告数となった。
全数報告の感染症(13週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核1例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:報告なし。
  • 5類感染症:水痘(入院例)1例、梅毒1例。


新型インフルエンザ等感染症(13週に新たに届出のあったもの)

○新型コロナウイルス感染症2,621例:保健所、年齢別報告数及び主な症状は表のとおりであった。

全数把握対象疾患累積報告数(2022年第1週〜第13週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は299人(定点当たり8.7)で、前週比109%と増加した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【RSウイルス感染症】

報告数は58人(1.6)で、前週比107%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.8)の約0.9倍であった。延岡(8.3)、日向(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は3歳以下がほとんどを占めた。

【感染性胃腸炎】

報告数は182人(5.1)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(7.1)の約0.7倍であった。都城(8.8)、高鍋(6.8)、日南(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約6割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

なし。

全国2022年第12週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比78%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はRSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び水痘であった。

RSウイルス感染症の報告数は423人(0.13)で前週比72%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.39)の約0.3倍であった。宮崎県(1.5)、愛媛県(1.2)、島根県(1.0)からの報告が多く、年齢群別では3歳以下が全体の約9割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は8,720人(2.8)で前週比78%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(4.1)の約0.7倍であった。愛媛県(7.4)、大分県(6.1)、鹿児島県(5.4)からの報告が多く、年齢群別では1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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