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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2022年第16号

※次回の感染症週報は、連休の関係で5月13日掲載となります。

第24巻第16号 [宮崎県第16週(4/18〜4/24) 全国第15週(4/11〜4/17)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和4年第16週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が3,112例あり、2022年の累積報告数は31,903例となった。
全数報告の感染症(16週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核6例。
  • 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症1例。
  • 4類感染症:報告なし。
  • 5類感染症:侵襲性肺炎球菌感染症1例。


新型インフルエンザ等感染症(16週に新たに届出のあったもの)

○新型コロナウイルス感染症3,112例:保健所、年齢別報告数及び主な症状は表のとおりであった。

全数把握対象疾患累積報告数(2022年第1週〜第16週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は321人(定点当たり9.3)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【RSウイルス感染症】

報告数は40人(1.1)で、前週比61%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.7)の約0.7倍であった。延岡(3.5)、高鍋(3.3)、日向(1.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から3歳が9割を占めた。

【感染性胃腸炎】

報告数は229人(6.4)で、前週比108%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(7.8)の約0.8倍であった。都城(17.0)、日向(8.8)、日南(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約6割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 令和4年4月25日までに検出)

細菌

なし

ウイルス

なし

全国2022年第15週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比119%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患はRSウイルス感染症、手足口病及び流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は778人(0.25)で前週比119%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.8)の約0.1倍であった。鳥取県(2.0)、新潟県(0.88)からの報告が多く、年齢群別では3歳から5歳が全体の約3割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は11,110人(3.5)で前週比121%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(4.5)の約0.8倍であった。富山県(7.6)、大分県(6.8)、島根県(6.3)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約半数を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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