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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2022年第27号

第24巻第27号 [宮崎県第27週(7/4〜7/10) 全国第26週(6/27〜7/3)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和4年第27週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が3,635例あり、先週(1,751例)の約2.1倍となった。2022年の累積報告数は57,061例となった。
全数報告の感染症(27週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核4例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:報告なし。
  • 5類感染症:梅毒1例。


新型インフルエンザ等感染症(27週に新たに届出のあったもの)

○新型コロナウイルス感染症3,635例:保健所、年齢別報告数及び主な症状は表のとおりであった。

全数把握対象疾患累積報告数(2022年第1週〜第27週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は380人(定点当たり10.7)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。なお、前週に比べ増加した主な疾患は手足口病で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と咽頭結膜熱であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【感染性胃腸炎】

報告数は205人(5.7)で、前週比100%と横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(6.6)の約0.9倍であった。日南(16.0)、小林(8.7)、都城(7.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約半数を占めた。

【手足口病】

報告数は87人(2.4)で、前週比132%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.0)の約0.5倍であった。都城(7.0)、日南(5.7)、延岡(2.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約8割を占めた

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

全国2022年第26週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比104%とほぼ横ばいであった。なお、前週と比較して増加した主な疾患はRSウイルス感染症、手足口病及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

感染性胃腸炎の報告数は15,013人(4.8)で前週比90%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(4.3)の約1.1倍であった。大分県(8.7)、鹿児島県(7.0)、埼玉県(6.5)からの報告が多く、年齢群別では1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

手足口病の報告数は3,062人(0.97)で前週比162%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.6)の約0.4倍であった。福井県(4.7)、千葉県(3.6)、沖縄県(3.5)からの報告が多く、年齢群別では6ヵ月から3歳が全体の約9割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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