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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2022年第31号

第24巻第31号 [宮崎県第31週(8/1〜8/7) 全国第30週(7/25〜7/31)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和4年第31週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が16,159例あり、先週(14,282例)の約1.1倍となった。2022年の累積報告数は104,677例となった。1週当たりの報告数としては、先週の14,282例を超え過去最多となった。※詳細は宮崎県新型コロナウイルス感染症特設サイトを御覧ください。
全数報告の感染症(31週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核2例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:日本紅斑熱1例。
  • 5類感染症:ウイルス性肝炎2例、梅毒1例。


全数把握対象疾患累積報告数(2022年第1週〜第31週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は226人(定点当たり7.0)で、前週比85%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患は手足口病であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【感染性胃腸炎】

報告数は102人(2.9)で、前週比90%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.6)の約0.5倍であった。小林(7.7)、日向(4.0)、高鍋(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約半数を占めた。

【手足口病】

報告数は56人(1.6)で、前週比48%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(3.0)の約0.5倍であった。日南(7.5)、都城(3.5)、宮崎市(1.4)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から2歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

全国2022年第30週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比109%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は手足口病、伝染性紅斑及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患はインフルエンザ、咽頭結膜熱及び流行性耳下腺炎であった。

RSウイルス感染症の報告数は7,342人(2.4)で前週比102%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約1.6倍であった。三重県(11.2)、大阪府(6.4)、兵庫県(5.7)からの報告が多く、年齢群別では6ヵ月から3歳が全体の約8割を占めた。

手足口病の報告数は9,422人(3.0)で前週比141%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(4.7)の約0.6倍であった。新潟県(13.5)、千葉県(7.7)、群馬県(6.2)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約8割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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