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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2022年第43号

第24巻第43号 [宮崎県第43週(10/24〜10/30) 全国第42週(10/17〜10/23)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和4年第43週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が1,826例あり、先週(1,761例)と同程度であった。2022年の累積報告数は196,524例となった。※詳細は宮崎県新型コロナウイルス感染症特設サイトを御覧ください。
全数報告の感染症(43週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核4例。
  • 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症3例。
  • 4類感染症:レジオネラ症1例。
  • 5類感染症:播種性クリプトコックス症1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2022年第1週〜第43週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は255人(定点当たり7.2)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と手足口病で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と咽頭結膜熱であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【感染性胃腸炎】

報告数は147人(4.1)で、前週比110%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.8)の約0.7倍であった。小林(5.3)、日南(5.0)、宮崎市(4.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

【手足口病】

報告数は45人(1.3)で、前週比118%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.4)の約0.5倍であった。中央(5.0)、都城(2.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約9割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

全国2022年第42週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比107%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、水痘及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は手足口病であった。

RSウイルス感染症の報告数は3,097人(0.99)で前週比102%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(0.83)の約1.2倍であった。山形県(3.9)、徳島県(3.7)、鳥取県(3.5)からの報告が多く、年齢群別では3歳以下が全体の約9割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は6,979人(2.2)で前週比113%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.8)の約0.8倍であった。大分県(5.8)、福井県(4.7)、島根県(3.9)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約4割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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