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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2022年第44号

第24巻第44号 [宮崎県第44週(10/31〜11/6) 全国第43週(10/24〜10/30)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所

令和4年第44週の発生動向

トピックス
  • 新型コロナウイルス感染症(新型インフルエンザ等感染症)の報告が2,178例あり、先週(1,826例)の約1.2倍であった。2022年の累積報告数は198,702例となった。※詳細は宮崎県新型コロナウイルス感染症特設サイトを御覧ください。
全数報告の感染症(44週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核2例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:日本紅斑熱1例。
  • 5類感染症:侵襲性インフルエンザ菌感染症1例、梅毒3例。

全数把握対象疾患累積報告数(2022年第1週〜第44週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

・定点医療機関からの報告総数は243人(定点当たり6.9)で、前週比95%とほぼ横ばいであった。なお、前週に比べ増加した主な疾患は水痘で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とヘルパンギーナであった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【感染性胃腸炎】

報告数は147人(4.1)で、前週比100%と横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(6.2)の約0.7倍であった。日南(6.3)、小林(6.0)、都城(5.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から2歳が全体の約4割を占めた。

【手足口病】

報告数は41人(1.1)で、前週比91%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.4)の約0.5倍であった。中央(3.0)、都城(2.2)、高鍋、日向(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から3歳が全体のほとんどを占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

なし

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部 令和4年11月7日までに検出)

細菌

ウイルス

全国2022年第43週の発生動向

全数報告の感染症

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比96%とほぼ横ばいであった。なお、前週と比較して増加した主な疾患はインフルエンザ、咽頭結膜熱及び水痘で、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。

RSウイルス感染症の報告数は2,942人(0.94)で前週比95%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(0.69)の約1.4倍であった。山形県(4.7)、徳島県(4.0)、高知県(3.4)からの報告が多く、年齢群別では3歳以下が全体の約9割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は7,422人(2.4)で前週比106%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.9)の約0.8倍であった。大分県(6.1)、福井県(4.2)、愛媛県、宮崎県(4.1)からの報告が多く、年齢群別では1歳から3歳が全体の約4割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値

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