
宮崎県感染症発生動向調査2024年第8号
第26巻第8号 [宮崎県第8週 (2/19〜2/25) 全国第7週(2/12〜2/18)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所
令和6年第8週の発生動向
全数報告の感染症(8週までに新たに届出のあったもの)
- 1類感染症:報告なし。
- 2類感染症:報告なし。
- 3類感染症:報告なし。
- 4類感染症:報告なし。
- 5類感染症:梅毒1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2024年 第1週〜第8週 保健所受理分)

( )内は今週届出分、再掲
定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は2,261人(定点当たり46.0)で、前週比85%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと新型コロナウイルス感染症であった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は467人(8.1)で、前週比84%と減少した。高千穂(17.0)、小林(12.3)、延岡(10.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約4割を占めた。
【インフルエンザ】
報告数は1,179人(20.3)で、前週比77%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(6.1)の約3.3倍であった。延岡(34.4)、高鍋(22.3)、高千穂(21.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約9割を占めた。
【咽頭結膜熱】
報告数は362人(10.1)で、前週比115%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(9.4)の約1.1倍であった。日南(21.0)、小林(17.7)、都城(15.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約6割を占めた。
*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告
保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患
全国2024年第7週の発生動向
全数報告の感染症
定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比82%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患は新型コロナウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎であった。
インフルエンザの報告数は101,832人(20.6)で前週比86%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(7.2)の約2.9倍であった。福岡県(37.1)、大分県(30.5)、熊本県(29.9)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約8割を占めた。
新型コロナウイルス感染症の報告数は101,832人(20.6)で前週比86%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(7.2)の約2.9倍であった。福岡県(37.1)、大分県(30.5)、熊本県(29.9)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約8割を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値
インフルエンザ情報《県内第8週、全国第7週(再掲)》
県内第8週インフルエンザ発生動向
2月19日〜2月25日までの1週間で1,179人(20.3)の報告があった。前週比77%と減少し、例年同時期の定点当たり平均値*(6.1)の約3.3倍であった。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値

全国第7週インフルエンザ発生動向
2月12日〜2月18日までの1週間で101,832人(20.6)の報告があった。前週比86%と減少し、福岡県(37.1)、大分県(30.5)、熊本県(29.9)からの報告が多かった。年齢群別では5歳未満が全体の11%、5-9歳が39%、10-14歳が32%、15-19歳が6%、20-59歳が11%、60歳以上が1%であった。
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