
宮崎県感染症発生動向調査2024年第14号
第26巻第14号 [宮崎県第14週 (4/1〜4/7) 全国第13週(3/25〜3/31)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所
令和6年第14週の発生動向
全数報告の感染症(14週までに新たに届出のあったもの)
- 1類感染症:報告なし。
- 2類感染症:報告なし。
- 3類感染症:報告なし。
- 4類感染症:レジオネラ症1例。
- 5類感染症:水痘(入院例)2例、梅毒5例、百日咳11例。

全数把握対象疾患累積報告数(2024年 第1週〜第14週 保健所受理分)

( )内は今週届出分、再掲
定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は938人(定点当たり21.5)で、前週比68%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患はインフルエンザと新型コロナウイルス感染症であった。
インフルエンザ・小児科定点からの報告
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は262人(4.5)で、前週比66%と減少した。中央(7.0)、高千穂(6.5)、延岡(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約3割を占めた。
【インフルエンザ】
報告数は206人(3.6)で、前週比38%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.8)の約4.3倍であった。日南(7.0)、中央(5.5)、延岡(4.9)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約8割を占めた。
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は177人(4.9)で、前週比101%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(1.6)の約3.0倍であった。高千穂(8.0)、宮崎市(7.4)、延岡(6.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は3歳から6歳が全体の約半数を占めた。
*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告
保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患
全国2024年第13週の発生動向
全数報告の感染症
定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比90%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患はインフルエンザであった。
インフルエンザの報告数は55,189人(11.2)で前週比79%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.3)の約8.4倍であった。愛媛県(25.8)、新潟県(24.1)、富山県(21.5)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約8割を占めた。
新型コロナウイルス感染症の報告数は25,179人(5.1)で前週比98%とほぼ横ばいであった。秋田県(12.3)、岩手県(9.2)、宮城県(9.1)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約3割を占めた。
* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値
新型コロナウイルス感染症情報《県内第14週、全国第13週(再掲)》
県内第14週新型コロナウイルス感染症発生動向
4月1日〜4月7日までの1週間で262人(4.5)の報告があった。前週比66%と減少した。中央(7.0)、高千穂(6.5)、延岡(6.0)保健所管内からの報告が多かった。

全国第13週新型コロナウイルス感染症発生動向
3月25日〜3月31日までの1週間で25,179人(5.1)の報告があった。前週比98%と横ばいであった。秋田県(12.3)、岩手県(9.2)、宮城県(9.1)からの報告が多かった。年齢群別では15歳未満が全体の約3割を占めた。
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