• 重症熱性血小板減少症候群（SFTS）
  （全数報告の感染症）の報告が都城保健所管内からあった。患者は80歳代の女性で、ダニの刺し口があった。県内での報告は、累計111例となった。
  

• 1類感染症：報告なし。
• 2類感染症：結核2例。
• 3類感染症：腸管出血性大腸菌感染症1例。
• 4類感染症：重症熱性血小板減少症候群1例、つつが虫病1例。
• 5類感染症：梅毒5例、百日咳2例。
  

( 　 )内は今週届出分、再掲

・定点医療機関からの報告総数は740人(定点当たり18.5)で、前週比93％と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱で、減少した主な疾患はインフルエンザと新型コロナウイルス感染症及びRSウイルス感染症であった。

【新型コロナウイルス感染症】

報告数は167人(2.9)で、前週比89％と減少した。高千穂(7.5)、中央(5.0)、延岡(3.4)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が約半数を占めた。

【インフルエンザ】

報告数は70人(1.2)で、前週比71％と減少した。例年同時期の定点当たり平均値＊(0.63)の約1.9倍であった。中央(2.5)、都城(2.3)、宮崎市(1.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が約8割を占めた。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】

報告数は184人(5.1)で、前週比103％とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値＊(1.9)の約2.7倍であった。日南(7.0)、宮崎市(6.1)、都城(5.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は3歳から8歳が全体の約7割を占めた。

＊過去5年間の当該週、前週、後週（計15週）の平均

なし

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比90％と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患はＲＳウイルス感染症、手足口病で、減少した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症であった。

インフルエンザの報告数は13,245人(2.7)で前週比53％と減少した。例年同時期の定点当たり平均値＊(0.89)の約3倍であった。山形県(8.0)、新潟県(5.8)、鳥取県（5.5)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約7割を占めた。

新型コロナウイルス感染症の報告数は18,297人(3.7)で前週比87％と減少した。秋田県(8.8)、岩手県(7.8)、青森県(7.3)からの報告が多く、年齢群別では20歳未満が全体の約3割を占めた。

＊ 過去5年間の当該週、前週、後週（計15 週）の平均値

4月15日〜4月21日までの1週間で167人(2.9)の報告があった。前週比89％と減少し、高千穂(7.5)、中央(5.0)、延岡(3.4)保健所管内からの報告が多かった。

4月8日〜4月14日までの1週間で18,297人(3.7)の報告があった。前週比87％と減少し、秋田県(8.8)、岩手県(7.8)、青森県(7.3)からの報告が多かった。年齢群別では20歳未満が全体の約3割を占めた。

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宮崎県感染症週報2024年16号（PDFファイル / 1,017KB）

宮崎県内の患者発生状況（定点把握対象疾患（週報）（PDFファイル / 223KB）

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