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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2015年13号

予防接種の確認をしましょう。(3月23日〜3月29日)

インフルエンザの定点当たり報告数が、県内すべての地域で流行警報レベル終息基準値(10.0)を下回りました。暖かくなり冬の感染症の流行が落ち着いてきたので、この機会に母子健康手帳で予防接種の確認をしましょう。

2014年10月に水痘のワクチンが定期予防接種に追加されました。水痘は一般的に予後は良好ですが、成人で初めて感染したり、免疫力が低下している人が感染すると合併症のリスクが高くなります。ワクチンは1歳から接種可能で、3歳の誕生日までに2回受けます。

風しんは2013年から2014年にかけて全国的に流行がみられました。妊婦が感染するとおなかの赤ちゃんに、難聴や心疾患等の障害を引き起こす場合があります。また、現在麻しんのほとんどは海外からの輸入事例ですが、東南アジアでは未だ患者が多い状況で、いつ持ち込まれてもおかしくありません。麻しん・風しん混合ワクチンは1歳と小学校就学前の1年間の2回接種しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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