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宮崎県感染症情報センター

宮崎県感染症発生動向調査2020年第46号

第22巻第46号[宮崎県46週(11/9〜11/15)全国第45週(11/2〜11/8)]

宮崎県感染症週報

宮崎県感染症情報センター
宮崎県健康増進課
宮崎県衛生環境研究所

宮崎県第46週の発生動向

トピックス

新型コロナウイルス感染症(指定感染症)の報告が1例あった。前週までの届出は373例であり、届出総数は374例となった。

梅毒(全数報告の感染症)の報告が宮崎市保健所から3例あった。県内の今年の累計報告数は27例で、1999年以降最も多くなった前年(23例)を超える報告数となっている。
性別は男性が22例、女性が5例で、年齢群別では、20〜30歳代が全体の約8割を占めている。

*2020年は46週まで

全数報告の感染症(46週までに新たに届出のあったもの)
  • 1類感染症:報告なし。
  • 2類感染症:結核3例。
  • 3類感染症:報告なし。
  • 4類感染症:つつが虫病2例。
  • 5類感染症:クロイツフェルト・ヤコブ病1例、梅毒3例。


指定感染症(46週までに新たに届出のあったもの)

全数把握対象疾患累積報告数(2020年第1週〜46週)

(   )内は今週届出分、再掲

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関からの報告総数は315人(定点当たり9.4)で、前週比116%と増加した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】

報告数は84人(2.3)で、前週比127%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.4)とほぼ同程度であった。日南(5.7)、高鍋(4.3)、延岡(3.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は4〜6歳が全体の約4割を占めた。

【ヘルパンギーナ】

報告数は34人(0.9)で、前週比131%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.3)の3.8倍であった。中央(8.0)、日向(1.5)、宮崎市(1.4)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳が全体の約6割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

基幹定点からの報告

報告なし。

保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患

全国2020年第45週の発生動向

全数報告の感染症(全国第45週)

※新型コロナウイルス感染症の全国の報告数について、現在、発生届の報告を新システム(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS))へ移行中のため、移行が終了するまで掲載を控えさせていただきます。

定点把握の対象となる5類感染症

定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比94%と減少した。なお、前週と比較して増加した主な疾患は咽頭結膜熱で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病及びヘルパンギーナであった。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は2,023人(0.6)で前週比82%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.2)の約0.3倍であった。鳥取県(2.3)、宮崎県(1.8)、新潟県(1.4)からの報告が多く、年齢群別では3歳から6歳が全体の約4割を占めた。

感染性胃腸炎の報告数は5,662人(1.8)で前週比103%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(5.7)の約0.3倍であった。山形県(6.3)、福岡県(5.2)、大分県(4.4)からの報告が多く、年齢群別では1歳から2歳が全体の約3割を占めた。

* 過去5年間の当該週、前週、後週(計15 週)の平均値


月報告対象疾患の発生動向 <2020年10月>

性感染症

【宮崎県】
定点医療機関総数:13
定点医療機関からの報告総数は54人(4.2)で、前月比142%と増加した。また、昨年10月(2.7)の154%であった。

《疾患別》

  • 性器クラミジア感染症
    報告数32人(2.5)で、前月の約1.4倍、昨年10月の約1.1倍であった。 20歳代が全体の約4割を占めた。(男性9人・女性23人)
  • 性器ヘルペスウイルス感染症
    報告数8人(0.62)で、前月の1.3倍、昨年10月の約2.7倍であった。 (男性3人・女性5人)
  • 尖圭コンジローマ
    報告数3人(0.23)で、前月と同じであった(昨年10月は報告なし)。 (男性1人、女性2人)
  • 淋菌感染症
    報告数11人(0.85)で前月の1.8倍、昨年10月の3.7倍であった。(男性8人、女性3人)

【全国】定点医療機関総数:982
定点医療機関からの報告総数は4,804人(4.9)で、前月比107%と増加した。疾患別報告数は、性器クラミジア感染症2,628人(2.7)で前月比109%、性器ヘルペスウイルス感染症805人(0.82)で前月比105%、尖圭コンジローマ512人(0.52)で前月比98%、淋菌感染症859人(0.88)で前月比111%であった。

薬剤耐性菌

【宮崎県】定点医療機関総数:7
定点医療機関からの報告総数は11人(1.6)で、前月比48%と減少した。また、昨年10月(2.7)の58%であった。

《疾患別》

  • メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
    報告数11人(1.6)で、前月の約0.5倍、昨年10月の約0.6倍であった。70歳以上が全体の約半数を占めた。
  • ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
    報告なし。
  • 薬剤耐性緑膿菌感染症
    報告なし。

【全国】定点医療機関総数:479
定点医療機関からの報告総数は1,351人(2.8)で、前月比106%と増加した。疾患別報告数は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症1,282人(2.7)で前月比104%、ペニシリン耐性肺炎球菌感染症57人(0.12)で前月比133%、薬剤耐性緑膿菌感染症12人(0.03)で前月比300%であった。

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