
宮崎県感染症発生動向調査2026年36号
第28巻第36号 [宮崎県第36週(8/31〜9/6) 全国第35週(8/24〜8/30)]
宮崎県感染症週報
宮崎県感染症情報センター
宮崎県薬務感染症対策課
宮崎県衛生環境研究所
令和8年第36週(ARIのみ第35週)の発生動向
全数報告の感染症(36週までに新たに届出のあったもの)
- 1類感染症:報告なし。
- 2類感染症:結核4例。
- 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症1例。
- 4類感染症:報告なし。
- 5類感染症:急性脳炎1例、クロイツフェルト・ヤコブ病1例、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、侵襲性肺炎球菌感染症1例、水痘(入院例)1例、梅毒4例、百日咳1例。

全数把握対象疾患累積報告数(2026年 第1週〜第36週 保健所受理分)

( )内は今週届出分、再掲
定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は248人(定点当たり15.3)で、前週比88%と減少した。なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はインフルエンザ、感染性胃腸炎であった。
また、第35週の急性呼吸器感染症の報告総数は1,060人(定点当たり37.9)で、前週比117%と増加した。
【インフルエンザ】
報告数は24人(0.86)で、前週比60%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.22)の約4.0倍であった。年齢群別は10歳未満が全体の約半数を占めた。
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は31人(2.1)で、前週比115%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.4)の約1.5倍であった。年齢群別は4歳から5歳が全体の約4割を占めた。
【感染性胃腸炎】
報告数は88人(5.9)で、前週比80%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(7.1)の約0.8倍であった。年齢群別は1歳から2歳が全体の約3割を占めた。
*新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値

基幹定点からの報告
保健所別 流行警報・注意報レベル基準値以上の疾患
病原体検出情報(衛生環境研究所微生物部)
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)
(2026年第35週:8月24日〜8月30日搬入分)

○ 急性呼吸器感染症(ARI)※サーベイランス検体について、急性呼吸器感染症サーベイランス遺伝子検査マニュアルに従い、検査を実施した。
※1 急性呼吸器感染症(ARI):咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか 1 つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
※2 左記のいずれのウイルスも検出されなかった検体数を計上
全国2026年第35週の発生動向
全数報告の感染症
定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関当たりの患者報告総数は前週比114%と増加した。なお、前週と比較して増加した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は流行性角結膜炎であった。また、急性呼吸器感染症の報告数は前週比112%と増加した。
インフルエンザの報告数は6,543人(1.8)で前週比159%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.15)の約11.5倍であった。沖縄県(8.5)、岩手県(4.3)、新潟県(3.6)からの報告が多く、年齢群別では15歳未満が全体の約6割を占めた。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は2,878人(1.3)で前週比117%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.3)の約1.0倍であった。愛媛県(4.0)、佐賀県(3.3)、山口県(3.0)からの報告が多く、年齢群別では3歳から6歳が全体の約半数を占めた。
感染性胃腸炎の報告数は8,233人(3.7)で前週比112%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(3.4)の約1.1倍であった。宮崎県(7.3)、群馬県(6.5)、岐阜県(6.4)からの報告が多く、年齢群別では1歳から2歳が全体の約3割を占めた。
* 新型コロナウイルス感染症流行前5年間(2015−2019)の
当該週、前週、後週(計15週)の平均値
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