所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター 見学と研修のお申し込み リンク集 お問い合わせ

宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2015年18、19号合併号

夏の感染症に注意しましょう。(4月27日〜5月10日)

夏に流行する感染症に、手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)があります。手足口病とヘルパンギーナは例年5月から報告が増え、7月頃に流行のピークを迎えます。また、咽頭結膜熱は県内では年間を通してみられますが、夏はプールやキャンプなどの機会が増えることにより集団感染が発生しやすくなります。これからの時期は予防に努めましょう。

夏の感染症は、咳やくしゃみのしぶきや便に含まれるウイルスが手やタオルを介して目や鼻、喉の粘膜に付着することにより感染します。感染症対策には、冬に限らず夏もこまめな手洗いが重要です。外出後やトイレの後は石けんと流水で手を洗いましょう。プールからあがったあとは必ずシャワーを浴び、うがいを行いましょう。タオルの共用はさけ、おもちゃやドアノブは定期的に消毒用エタノールや塩素系消毒剤で拭きましょう。目やにや涙はティッシュベーパーでとるようにし、直接手が粘膜に触れないようにしましょう。


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930