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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2015年25号

手足口病、ヘルパンギーナが流行しています。(6月25日〜21日)

手足口病とヘルパンギーナの報告数が前週と比較して大幅に増加しています。特に手足口病は綾町や宮崎市周辺、ヘルパンギーナは延岡市や日南市周辺からの報告が多いようです。いずれの感染症も、1歳から2歳の小さい子どもを中心に流行しています。例年7月に流行のピークを迎えるので、感染予防に努めましょう。

手足口病は感染すると、熱は高くならないことが多く、口の中や舌、手のひらや足の裏などに水ぶくれができます。ヘルパンギーナは、突然の高熱や口の中やのどに水ぶくれなどの炎症症状がみられます。いずれの感染症も、食べ物や飲み物を摂取する際に痛みを伴うことがあります。脱水症にならないよう、水分をこまめにとるようにしましょう。

ワクチンや有効な抗ウイルス薬はないため、感染予防には手洗いが重要です。手洗いは20秒以上時間をかけて行うと効果的といわれています。石けんをしっかり泡立て、爪の根元や指の間、手のひらのしわまで洗うように心がけましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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