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宮崎県感染症情報センター

こども感染症情報2015年35号

RSウイルス感染症が増加しています。(8月24日〜30日)

RSウイルス感染症の報告数が5週連続で増加しています。特に1歳児からの報告が多く、全体の約半数を占めています。県内では例年9月中旬に流行のピークを迎え、春先まで流行が続きますので感染予防に努めましょう。

感染すると発熱、鼻水などの軽い風邪症状ですむ場合もあれば、気管支炎や肺炎など重症化する場合もあります。特に1歳未満のこどもが初めて感染した場合、痰がうまく出せずに呼吸が苦しくなることがあるため注意が必要です。息を吐くときにぜーぜー、ヒューヒュー等の喘息のような音がするときにはすぐに医療機関に相談しましょう。熱が高くなると食欲がなくなり脱水をおこしやすくなりますので、水分をこまめに与えましょう。

咳やくしゃみのしぶきを直接吸い込んだり、唾液や鼻水の付着したおもちゃや手指などを介して感染します。手洗いは流水と石けんを用いて行いましょう。おもちゃやドアノブは消毒用エタノールや塩素系消毒剤でこまめに拭き取りましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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