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メディキット県民文化センターは平成5年の開館から30年が経過しました。それに伴い、建物の外壁や舞台設備などの経年劣化が著しく、改修や設備の更新が必要となったため、令和5年8月から令和6年度にかけて改修を行い、令和7年4月に全面リニューアルオープンしました。
宮崎県立芸術劇場のコンサートホール、演劇ホールおよびイベントホールが特定天井(脱落によって重大な危害を生ずるおそれがある天井)に該当するため、天井の落下防止措置を講じ、耐震性を高めました!
令和6年に発生した日向灘を震源とする地震の際には、補強を完了した天井材に損傷はなく、安全性が確認されました。
足場を組んで工事をしたよ!
舞台音響設備(スピーカーや音を調整する機械)については、マイクを通した音声をより鮮明にお聞きいただけるようになりました(アイザックスタンホール)。
舞台照明設備(スポットライトや光を操作する設備)は、LED照明に更新したことで色を変えることができるようになり、さまざまな演出に対応可能となりました。
舞台機構設備(幕やそれを動かす設備)については、幕を動かすスピードの向上により、より幅広い演出に対応できるようになりました。
既にあるタイルや床石板を基に、色合い・質感を再現した復元材を使用したり、タイル剥落防止の樹脂注入などを行ったことで、これまでと変わらない外観の美しさを残した改修を行いました。
ひび割れやタイルの浮きなども補修したよ!
式典では、三浦文彰氏の記念演奏も行われました。
河野知事も出席し、知事は、「演劇、伝統文化などさまざまな舞台芸術を県民の皆さまに親しんでいただく場として運営してきましたが、老朽化への対応や耐震改修などを目的として休館し、改修に取り組みました。この施設への安心が高まり、より充実した施設としてこれからも親しんでいただきたいと思います。」と述べました。
今後も、文化を発信する拠点として、県民の皆さまに愛される施設を目指します。たくさんのご来場をお待ちしております!
お問い合わせ |
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メディキット県民文化センター 0985(28)3216 |