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トップページ > コースガイド > 行縢(むかばき)山・速日(はやひ)の峰コース
むかばきやま はやひのみねコース
行縢(むかばき)山
五ヶ瀬川のあゆやな 拡大地図は
こちらです
アクセス
宮崎駅からJR(特急)90分、宮崎交通バスで延岡バスセンターから30分、むかばきやま登山口下車
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ガイド
 延岡市の西部にある行縢(むかばき)山では、東西に切り立った岩壁の隙間から流れ落ちる「日本の滝 百選」にも選ばれた行縢(むかばき)の滝があります。学校の遠足や家族連れも多く、四季を通して登山者が訪れます。国道218号に出て五ヶ瀬川を渡り、延岡市・北方町に入ると、速日(はやひ)の峰山頂近くに風力発電用の風車が見えてきます。この風車(最大出力750キロワット)は「ETO(えと)ランド速日(はやひ)の峰」にあり、施設内には国内最大の人工芝スキー場や宿泊施設があります。清流・五十鈴川の自然に恵まれた美郷町北郷区は、起伏に富む地形と標高1,000メートル級の展望豊かな自然が魅力です。通称「宇納間(うなま)の地蔵さん」は全長寺の仁王門をくぐり365段の石段を登りつめた山頂にあります。
みどころ
山岳
行縢(むかばき)山(830メートル): 雄岳と雌岳(799メートル)の二峰からなる行縢(むかばき)山は、丹助(たんすけ)岳、矢筈岳、比叡山と続く花崗班岩の岩脈上にあり奇岩、絶壁がそそり立っています。3合目から頂上にかけては祖母傾国定公園、その周りは祖母傾県立自然公園に指定されています。
行縢(むかばき)の名は遠くから見る形が、乗馬の際に使った「行縢(むかばき)」という皮脚絆に似ていることから、この名がついたと云われています。
速日(はやひ)の峰(868メートル) 
渓谷・滝
行縢(むかばき)ノ滝: 落差77メートル。垂直の岩壁に添うように流れ落ちる光景は溜め息が出るような美しさです。
雄滝: 原生林と幾重にも折り重なった岩場に囲まれ、高さ30メートルの断崖から落下する滝は、山の静寂を破って荘厳な音を響かせています。
舟方轟(ふなかたとどろ): 国道388号線沿いの五十鈴川にある巨岩・奇岩の群れ。一億三千万年から七千万年前の地層が急流によって侵食され、形成されたものです。
名勝
中小屋天文台・昴(すばる)ドーム: 日之影町境の標高およそ1,000メートルの中小屋峠にあります。設置された口径60度のリッチー・クレチアン式反射望遠鏡は九州最大級のものです。
宇納間(うなま)地蔵尊: 鉄城山の山頂、全長寺(ぜんちょうじ)に祀(まつ)られている地蔵尊は、一刀を刻むたびに三礼する、一刀三礼の霊仏で火切り地蔵とも呼ばれています。旧暦1,6,9月の24日が祭礼日で、特に旧正月の24日の大祭日にはおよそ2万人の参拝客で賑わいます。