食中毒注意報第1号を発令します

昨年4月6日、県内で、家庭菜園に観賞用として植栽していたグロリオサ（ヤマノイモに類似）とみられる植物の球根を誤食し、1名が死亡した、痛ましい事例がありました。

また、例年、春先から初夏にかけて、全国的に、有毒植物を食用の植物と誤って喫食することによる食中毒が多く発生しており、厚生労働省から注意喚起通知が出されています。

有毒植物による食中毒防止の徹底について（PDF：172KB）

このことから、同様の食中毒を予防するため、今年度初めての食中毒注意報を発令します。

県民のみなさまにおかれましては、食用の野草と確実に判断できない植物は、

絶対に、「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」
ことを徹底いただくよう、お願いします。

(参考)グロリオサの写真

発令日時

令和5年4月6日午後1時

発令期間

令和5年5月31日まで

(参考)注意報発令及び食中毒の発生状況

1過去3年間の発令状況

• 令和2年：1回(7月29日)
• 令和3年：0回
• 令和4年：1回(7月22日)

2過去3年間の食中毒発生状況(年次、()内は宮崎市(内数))

• 令和2年：42件(11)、患者数293名(81)
• 令和3年：24件(13)、患者数92名(11)
• 令和4年：39件(19)、患者数105名(81)

3今年の食中毒発生状況(令和5年1月1日～令和5年4月6日、()内は宮崎市(内数))

発生件数15件(11)、患者数136名(11)