報道発表日:2025年8月12日更新日:2025年8月12日
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県では、かつて、高千穂町の旧土呂久鉱山での亜砒酸(あひさん)製造等によって生じた公害について、歴史の風化を防ぎ、その教訓を次世代に引き継ぐため、土呂久公害をテーマにした環境教育事業を実施しており、その一環として、高千穂町の旧土呂久鉱山の操業に伴う砒素公害について、県庁本館1階にてパネル展を開催します。
歴史の風化を防ぎ、その教訓を次世代に継承していくことを目的に、公害の発生から健康被害者の救済、土呂久の経験を生かした国際協力などが学べる内容となっています。
8月24日(日曜日)までの展示となっておりますので、ぜひご覧ください!
県庁本館1階ホール西側展示スペース
高千穂町の土呂久地区は、「公害健康被害の補償等に関する法律」に基づき、旧土呂久鉱山の操業による公害健康被害(慢性砒素中毒症)の地域指定を受けています。
これまでに慢性砒素中毒症に認定された方は223名です。(令和7年3月現在)