報道発表日:2025年6月26日更新日:2025年6月26日
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(「令和7年6月22日からの新燃岳火山活動による被害状況について(第二報)」PDFファイルに追記がありましたので、更新します。)
令和7年6月26日(木曜日)午前9時5分頃に福岡管区気象台及び鹿児島地方気象台が発表した情報によれば、霧島山(新燃岳)で噴火が発生しているもようです。
噴火警戒レベルは3(入山規制)が継続されており、道路や登山道の立入規制に変更はありません。
令和7年6月22日(日曜日)からの新燃岳火山活動による被害状況について、発表した資料は以下のとおりです。
以後、被害状況に特段の変化がある場合は、続報を出す予定です。
令和7年6月26日(木曜日)午前9時05分
福岡管区気象台及び鹿児島地方気象台が発表
火山活動の状況:
本日(26日)07時58分頃に、宮崎県高原町で降灰があったと高原町役場より通報がありました。新燃岳で噴火が発生しているもようです。気象庁が設置している監視カメラでは、雲のため噴煙や新燃岳火口周辺の状況は不明です。
噴火に伴うと考えられる空振は観測されていません。
火山性地震の前24時間の回数は300回を超えて多い状態で経過しています。
防災上の警戒事項等:
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
2011年と同様に爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
今回の噴火に伴う規制の変更はありません。
【県の体制】
所属:宮崎県危機管理課(火山防災全般に関すること) 担当者名:堀内・兒玉・畑中
電話:0985267618
ファクス:0985-26-7304