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掲載開始日:2023年12月29日更新日:2023年12月29日

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令和5年10月5日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和5年10月5日(木曜)14時05分~15時00分

出席者

公安委員会

江藤利彦委員長、島津久友委員、山下恵子委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

第1.議事の概要

1.報告

(1)令和5年度宮崎県警察逮捕術大会の実施について

警務部長から

  • 実施日時、実施場所、来賓、出場選手、実施要領、表彰

について報告があった。

委員が、「団体戦のリンクリーグ方式とはどのようなものか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から「各チームが2試合ずつ行い、勝ち数が多いチームが上位に上がっていく方式である。」旨の説明を受けた。
委員が、「逮捕術は、警察官の執行力が一番養われる競技であると思うので、選手の皆さんの健闘を期待している。今年は新型コロナが5類に移行したが、昨年までのコロナ禍の大会と比較して試合数が増えた等の変更点はあるのか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から「昨年は第4部がなかったが、今年は第4部が復活しコロナ禍前の大会形式に近づいた。」旨の説明を受けた。

(2)「令和5年全国地域安全運動」の実施について

生活安全部長から

  • 期間、主催、運動の重点、主な取組

について報告があった。
委員が、「本県重点の『鍵かけ運動』について、各警察署が様々な行事を行う際にいろいろな場所で鍵かけの啓発をしていただきたい。」旨発言した。
委員が、「先日、パトロールカードが入っており、『パトロールしましたが異状ありませんでした』というようなことが書かれていて安心感があった。パトロールカードに『鍵かけ注意』などと書いてあると鍵かけについての意識が高まるのではないか。各警察署がそれぞれの地域で防犯講話などに取り組んでいただくことが一番効果があると思う。また、宮崎北警察署が万引き防止対策会議を行うということであるが、最近は宮崎駅周辺の治安が以前と比べて良くなってきているという話を近隣から聞くようになった。このようにして取組は成果となって出てくると思うので、それぞれの警察署を巻き込んで対策をお願いする。」旨発言したところ、生活安全部長から「宮崎北警察署は、署長がリーダーシップを発揮し警察本部と連携して宮崎駅周辺や繁華街についていろいろな対策を講じている。特に、自転車盗対策については非常に効果が出ており、かなり抑止できているが、これから年末にかけて少年の蝟集(いしゅう)等が増える可能性もあるので取組を継続していく。」旨の説明を受けた。

(3)都城市栄町における強盗事件の検挙について

刑事部長から

  • 検挙月日・場所、検挙課署、被疑者、被害者、事件の概要、適用法条

について報告があった。

(4)その他

  1. 委員が、トピックスとして「先日、自転車のヘルメット着用率調査について報じられており、全国平均が13.5%であるのに対し本県は7.7%であった。隣県の大分県は高い数字であり、本県もせめて全国平均くらいの着用率を期待したいところである。これまでもいろいろ対策をとっていると思うが、これまでどのような施策をしてきたのか、また、今後どのように対策を取っていくのかについて伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から、着用率が高い県の取組、本県における自転車事故の発生状況、現在までの取組状況、今後の対策について説明があった。委員が、「着用率の高い県については、校則での義務化やヘルメット購入の助成金補助等に取り組んでいることがわかった。助成金や学校の生徒に関することについては、関係機関に働きかけてお願いするしかないと思う。義務化するかどうかは学校の判断によると思うので難しいところであるが、我々にできることとして地道な啓発活動を行なっていくことが必要である。また、今後の対策として、中学生のうちから自転車の交通法規について教えていく必要があると思うので、地道で時間がかかることではあるがよろしくお願いする。」旨発言した。委員が、「現在は自転車のヘルメット着用は努力義務であるが、命を守るためのルールであり、今後は法的義務化されるべきではないかと感じる。」旨発言した。委員が、「学校で何か取組を行う際、お金が必要なものであれば財政的な措置が伴わないと周知がなかなか徹底しないため、そこを解決する手段が必要である。例えば、モデル地区みたいな形からスタートし、モデル地区に指定した自治体と連携協定を結んで対策を推進するといった形もいいと思う。」旨発言した。
  2. 本部長から、「先週及び今週に強盗事件等の報告を行なったが、このような凶悪事件は県民の体感治安に直接的な影響を与えるものであり、捜査員を集中的に投入して早期検挙に努めていきたい。」旨の発言があった。

 

第2.意見の聴取・聴聞

運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。

第3.決裁

令和5年秋の人事異動に伴う指定代理人の任免手続について(監察課)

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宮崎県公安委員会  

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