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報道発表日:2025年6月20日更新日:2025年6月20日

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白紙

Press release

県内における野生イノシシの豚熱感染事例(2例目)について

6月19日に高原町で発見された野生イノシシの死体について、宮崎家畜保健衛生所の豚熱ウイルスPCR検査で陽性が確認されました。(2例目)

1見場所

高原町(別添)

注:1例目の発見場所から約4kmの位置

2れまでの経緯

(1)6月19日(木曜日)正午

高原町において死亡野生イノシシが確認された旨、都城家畜保健衛生所へ通報。

(2)6月20日(金曜日)午後

宮崎家畜保健衛生所による豚熱ウイルスのPCR検査の結果、野外株陽性(注)を確認。

注:散布したワクチンに由来するものでなく、野外ウイルスへの感染によるもの

3防疫対応

(1)庁内の宮崎県豚熱対策本部の開催(書面開催):実施済

(2)関係団体への防疫対策強化通知文の発出及び周辺の養豚農場(91戸)への電話口頭指導:実施中

(3)その他

  • 県では、引き続き国と連携して、農場での発生防止対策及び野生イノシシ対策を実施。
  • 県内の全ての農場において、豚熱ワクチンを接種済みであるため、国の豚熱に関する特定家畜防疫指針に基づき、豚の移動・搬出制限は行わない。
  • 4月及び5月に実施した経口ワクチンの散布範囲での事例であるため、経口ワクチンの追加散布は実施しない。

4今後の情報提供について

諸県及び西諸県地域での野生イノシシの豚熱感染疑い及び確定事例については、県が当日午後3時頃までに把握している以下の情報を、県ホームページで午後4時頃に公表する。

注:プレスリリースは行わない。

<掲載内容>

  • 概要<発見日、発見又は捕獲場所、陽性確定日、検体区分(成獣・幼獣)、検体状況(捕獲・死亡)>
  • 場所をプロットした地図

なお、今後、北諸県及び西諸県地域以外で野生イノシシの豚熱感染を確認した場合は、プレスリリースします。

5その他

(1)我が国ではこれまで豚肉を食べたことにより、豚熱が人に感染した例は報告されていません。

(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあることから厳に慎むよう御協力をお願いします。

(3)生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう御協力をお願いします。

(4)本県では、昭和55年以降養豚農場での豚熱は確認されていません。

お問い合わせ

所属:農政水産部畜産局畜産振興課  担当者名:金子、黒木(豊)

ファクス:0985-26-7329

メールアドレス:chikusanshinko@pref.miyazaki.lg.jp