トップ > しごと・産業 > 畜産業 > 家畜防疫対策 > 県内での野生イノシシにおける豚熱感染について > 県内における野生イノシシの豚熱感染事例について(令和7年9月2日)

報道発表日:2025年9月2日更新日:2025年9月2日

ここから本文です。

白紙

Press release

県内における野生イノシシの豚熱感染事例について(令和7年9月2日)

8月30日に都城市で発見された野生イノシシの死体について、宮崎家畜保健衛生所の豚熱ウイルスPCR検査で野外株陽性が確認されました。(13、14例目)
豚熱経口ワクチン緊急散布地域圏外になるため、下記3のとおり対応いたします。
なお、13、14例目発見地点から半径10km圏内に鹿児島県の一部を含みます。

1見場所

城市(別添参照)

2れまでの経緯

  • (1)8月30日(土曜日)午前9時30分
    城市の道路沿いにおいて死亡した野生イノシシ(幼獣・雄)が確認された旨、都城家畜保健衛生所へ通報
  • (2)8月30日(土曜日)午後5時
    記(1)の周辺において死亡した野生イノシシ(幼獣・雄)が確認された旨、都城家畜保健衛生所へ通報
  • (3)9月2日(火曜日)午後2時
    崎家畜保健衛生所において精密検査を実施したところ、豚熱野外株陽性を確認

防疫対応

回死亡した野生イノシシが発見された地点は、令和7年4月に実施した豚熱経口ワクチン緊急散布地域(1例目発見地点から半径10km)の圏外になるため、以下のとおり対応中。

  1. 本日16時に宮崎県豚熱対策本部会議を書面開催(別添資料)
  2. 関係団体への防疫対策強化通知文の発出及び13、14例目の発見地点から半径10km圏内の農場(39戸)へ口頭指導(実施中)
  3. 豚熱経口ワクチンの緊急散布の実施(調整中)
  4. 都城市(鳥獣捕獲班)へ野生イノシシの捕獲強化のためのワナの貸与(調整中)

お、県内の全ての農場において、豚熱ワクチンを接種済みであるため、国の豚熱に関する特定家畜防疫指針に基づき、豚の移動・搬出制限は行いません。

4の他

  • (1)我が国ではこれまで豚肉を食べたことにより、豚熱が人に感染した例は報告されていません。
  • (2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあることから厳に慎むよう御協力をお願いします。
  • (3)生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう御協力をお願いします。
  • (4)本県では、昭和55年以降養豚農場での豚熱は確認されていません。

当面の間、野生イノシシの豚熱感染事例の確認毎にプレスリリースをいたします。

お問い合わせ

所属:農政水産部畜産局畜産振興課  担当者名:金子、黒木(豊)

ファクス:0985-26-7329

メールアドレス:chikusanshinko@pref.miyazaki.lg.jp