平成16年4月25日(日)天皇皇后両陛下をお迎えして、第55回全国植樹祭の記念式典が、西都市「西都原古墳群特別史跡公園」において行われました。
本県では、小林市ひなもり台において開催された第24回大会以来31年ぶり2度目の開催となりました。
式典では、天皇陛下が「今回の全国植樹祭を契機として、森林の大切さについての人々の理解が更に深まり、より多くの人々が森づくりに参加するようになることを願います。」とおことばを述べられたあと、緑化功労者などの表彰、苗木の贈呈へと進み、天皇皇后両陛下によるお手植え・お手播きが行われました。
また、記念式典を盛りあげる本県独自のメインアトラクション「時代(とき)を超えて、緑の森よ!」では、作曲家の三枝成彰氏の総合プロデュースにより地元西都市出身の世界的なカウンターテナー米良美一氏の独唱やプロの音楽家や式典音楽隊の奏でる演奏とともに、地元みどりの少年団が「みやざき悠久の森づくり」県民憲章を高らかに宣言し、参加した招待者は森づくりへの思いを一つにしました。
プロローグやエピローグでは、県内各地の郷土芸能がそれぞれの保存会などにより披露され、神話の国宮崎らしい植樹祭となりました。 |
|