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掲載開始日:2022年5月16日更新日:2022年5月16日

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令和3年度宮崎県感染症対策審議会議事概要

1.日時

令和4年3月22日(火曜日)

2.場所

書面開催

3.委員

佐藤雅洋委員、髙橋透委員、小島崇嗣委員、山中篤志委員

岡山昭彦委員(審議会会長)、吉田建世委員、江川千鶴子委員、荒瀬みえ委員、

濵砂澄子委員、藤本洋子委員、本田憲一委員、矢野安正委員、斉藤真広委員、

柏原文和委員、児玉康裕委員

4.議事

  • (1)審議事項
  • 宮崎県感染症対策審議会長の選出について
  • (2)報告事項
    1. 新型コロナウイルス感染症対策協議会について
    2. 令和3年度麻しん・風しん対策推進会議
    3. 予防接種広域化検討会議について
    4. 令和3年度宮崎県感染症発生動向調査委員会について
    5. 令和3年度蚊媒介感染症対策会議について

5.要旨

  • (1)審議事項
  • 会長に岡山昭彦委員が選出された。
  • (2)報告事項
  • 書面資料により事務局より報告を行った。主な御意見は次のとおり。(「→」以降は事務局回答)
    • 今後は、梅毒、SFTS対策の啓発をお願いする。
      →性感染症の増加がみられることから、啓発に努めてまいります。
    • 近年のレプトスピラ症の発生状況を知りたい。
      →患者が発生した際には、感染症週報等で、適宜公表することとしています。令和3年度は全国で34件発生しておりますが、本県での発生はありませんでした。
    • SFTSの患者発生を新聞報道で知るが、その時にダニの咬傷痕は確認されないという記載が多い。その場合、家畜(特に牛)を飼育していないか、犬猫と同居していないかなどの調査はされているか。
      →保健所がペットの飼育歴や家畜がいるか等も聞き取りを行っています。死亡者については御遺族に聞き取っています。
    • 新型コロナウイルス感染症対応については、経済活動を止めないことも重要。インフルエンザウイルスと同等の対応でいいのではないか。消毒、マスク、うがい、手洗いでインフルエンザは防げているのだろうか。検証が必要と考える。
      →御指摘のとおり、経済活動と感染症対策とのバランスが重要であり、感染症対策審議会に紐づいた新型コロナウイルス感染症対策協議会等において協議いただいており、領域横断的な対応を行っているところです。感染症対策審議会のほか、感染症発生動向調査委員会等、様々な機会において検証を行えるよう情報収集に努めてまいります。
    • 第12~第16回分も特に活発な協議となった項目、主旨等が記載されているとなお分かりやすいのではないかと思う。
      →今回は、直近の協議会のみ要旨を記載させていただきました。御指摘のとおり、重要な点等をまとめ経年的な協議内容が分かるように工夫してまいります。
    • 風しんの追加的対策が令和7年3月末まで延長されることとなり、本県対象男性のクーポン使用率が上がるように、市町村共に対策方法を考えていくべきであり、啓発の仕方も考えていくべきだと考える。
      →事業延長に伴い、クーポン未使用者に対してお住まいの市町村からクーポンの再送付が行われているところです。国が作成した対象年代男性むけのリーフレット配布やポスターの掲示等、県や市町村で啓発を行っているところですが、今後もより効果的な啓発方法を市町村と共同して検討、実施してまいります。
    • 新型コロナウイルス感染症の影響で、人との接触が制限され、県外や国外への往来も減ったことで他の感染症の多くは、減少したと考えられる。今後、国内外の往来が戻っていく中での感染症対策が必要になると思われる。また、新型コロナウイルス感染症が発生して2年が経過しているので、今までのデータからの分析や今後の動向を示してほしい。
      →御意見のとおり、新型コロナウイルス感染症に伴い、その他の感染症は大幅に減少しています。感染症発生動向調査委員会、新型コロナウイルス感染症対策部局等と情報共有しながら、分析や今後の方向性についての検討を随時行ってまいります。
    • 麻しん、風しん患者報告数は年によって違いはあるが、近年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、海外からの感染が減少したのではないかと考えられる。集団感染防止のために今後も予防接種た風しん抗体検査等の事業実施が重要と考える。特に延長された抗体検査事業、第5期定期予防接種については、目標達成のため、職域での積極的な取組をお願いしたい。
      →風しんの追加的対策に関しては、県や市町村を中心に啓発を行っているところですが、御指摘のとおり、職域部門とも連携する等してより効果的な啓発方法や対策を検討してまいります。
    • 県内で広域的にかかりつけ医のもとで予防接種を実施することは安心安全な事業と考える。広域予防接種委託料の料金体制について(2)特掲診療科の乳幼児育児栄養指導料が計上されていることが疑問である。
      →乳幼児育児栄養指導料は、小児科を標榜する保健医療機関において3歳未満の乳幼児に対して初診料を算定する初診を行った場合に算定することのできる診療報酬となっているため、本委託に関しても計上しております。
    • 県内では蚊媒介感染症の発生はなかった。新型コロナウイルス感染症が落ち着き、人々海外往来が増加し始めたら、懸念されるため、対策が必要と考える。
      →随時、動向を確認しながら、啓発に努めてまいります。

6.審議会資料

審議会資料(PDF:8,729KB)(資料番号は資料左上に記載)

  • 資料1:会長選出について
  • 資料2:新型コロナウイルス対策協議会資料(令和3年度実施分)
  • 資料3:令和3年度麻しん・風しん対策推進会議資料
  • 資料4:予防接種広域化検討会議資料
  • 資料5:令和3年度感染症発生動向調査委員会資料
  • 資料6:令和3年度蚊媒介感染症対策会議資料

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お問い合わせ

福祉保健部薬務感染症対策課感染症対策担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7336

メールアドレス:yakumukansensho@pref.miyazaki.lg.jp