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報道発表日:2023年9月28日更新日:2023年9月28日

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Press release

県内のインフルエンザの発生が流行注意報レベル基準値を超えました

令和5年第38週(9月18日~24日)

本県における2023年第38週(2023年9月18日~24日)の感染症発生動向調査で、インフルエンザの定点あたり報告数が812人(定点あたり14.00)となり、インフルエンザ流行注意報レベル基準値である定点あたり報告数「10」を超えました。
本県においては、過去10年間で最も早い流行注意報レベル基準値超えとなります。
インフルエンザは子どもや高齢者では重症化することがありますので、注意が必要です。
また、今後大きな流行が予想されますので、手洗いや咳エチケット等の感染予防対策の徹底をお願いします。

1.県内のインフルエンザ発生状況

令和5年第38週(9月18日~24日)の週で、県内の定点医療機関からのインフルエンザ患者報告数が812人(定点当たり14.00)となり、流行注意報レベル基準値の「10」を超えました。

  第34週 第35週 第36週 第37週 第38週
報告数 184 287 356 491 812
定点当たり患者報告数 3.17 4.95 6.14 8.47 14.00

定点医療機関とは、感染症の発生状況を知るため、一定の基準に従って県が各地区に定めた医療機関のことです。
県内のインフルエンザの定点医療機関数は58であり、定点当たり患者報告数は、全患者報告数を定点医療機関数(58)で割った値となります。

発生状況の詳細は別紙(1)を参照ください。

流行注意報レベル基準値とは

国立感染症情報センターが過去の患者発生状況を基に設けたもの。

  • 流行シーズン入り:定点あたり報告数「1」
  • 流行注意報レベル基準値:定点あたり報告数「10」(今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いこと等を示す。)
  • 流行警報レベル開始基準値:定点あたり報告数「30」(大きな流行の発生または継続しつつあることが疑われることを示す。)

流行警報レベル終息基準値は、県全体の定点あたり報告数が「10」未満になるまで。

2.前回の流行状況

  • 流行シーズン入り:令和4年第52週(12月26日~1月1日)
  • 流行注意報レベル:令和5年第1週(1月2日~1月8日)

3.インフルエンザの感染予防対策等

  • インフルエンザの予防には、新型コロナウイルス感染症の感染対策と同様、外出後の手洗いや手指消毒、人混みを避けることが効果的です。
  • マスクの着用など咳エチケット、こまめな換気も併せて行なっていただくよう重ねてお願いします。
  • 十分な睡眠やバランスのとれた食事など日頃から体の抵抗力を高めることも大切です。
  • インフルエンザの予防接種には、発症する可能性を低くする効果と、発症した場合の重症化を予防する効果が報告されています。免疫がつくまでに約2週間かかるため、早めの接種をお願いします。

その他感染対策の詳細は、別紙(2)をご覧ください。

お問い合わせ

所属:感染症対策課  担当者名:泉、日高、川平、山下

ファクス:0985-26-7336

メールアドレス:kansensho-taisaku@pref.miyazaki.lg.jp