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報道発表日:2026年4月30日更新日:2026年4月30日

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白紙

Press release

県内の水痘が流行注意報レベル開始基準値に達しました

本県における2026年第17週(2026年4月20日~4月26日)の感染症発生動向調査で、定点医療機関からの水痘の報告数が15人(定点当たり1.0)となり、流行注意報レベル開始基準値である定点当たり報告数「1」に達しました。
今後、大きな流行が継続することが予測されますので、手洗い等の感染予防対策の励行をお願いします。

1.県内の水痘の発生状況

2026年第17週(2026年4月20日~4月26日)において、定点医療機関からの水痘の報告数が15人(定点当たり1.0)となり、流行注意報レベル開始基準値である定点当たり報告数「1」に達しました。

  第13週 第14週 第15週 第16週 第17週
報告数 11 14 10

10

15
定点当たり患者報告数 0.73 0.93 0.67 0.67 1.0

定点医療機関とは、感染症の発生状況を知るため、一定の基準に従って県が各地区に定めた医療機関のことです。
県内の小児科定点医療機関数は15であり、定点当たり患者報告数は、全患者報告数を小児科定点医療機関数(15)で割った値となります。

発生状況の詳細は別紙をご参照ください。

流行注意報レベル開始基準値とは

国立感染症情報センターが過去の患者発生状況を基に設けたものです。

  • 水痘の流行注意報レベル開始基準値:県全体の定点あたり報告数「1」(今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いこと等を示す)
  • 水痘の流行警報レベル開始基準値:県全体の定点あたり報告数「2」(大きな流行の発生または継続しつつあることが疑われることを示す)
  • 水痘の流行警報レベル終息基準値:県全体の定点あたり報告数が「1」未満になるまで

2.水痘とは

いわゆる「みずぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる、かゆみを伴う発しんが全身に出現する感染症です。水痘は主に小児の病気で、9歳以下での発症が90%以上を占めると言われています。

感染経路

  • 感染経路:空気感染、飛沫感染、接触感染

症状

  • 潜伏期間:2週間程度(10~21日)
  • 症状:発しんの発現する前から発熱が認められ、典型的な症例では、発しんは紅斑(皮膚の表面が赤くなること)から始まり、水疱、膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かさぶたになること)して治癒するとされています。
  • 合併症:小児における合併症は、皮膚の二次性細菌感染、脱水、肺炎、髄膜炎、脳炎などがあります。成人での水痘も稀にみられますが、成人に水痘が発症した場合、水痘そのものが重症化するリスクが高いと言われています。

治療

  • 通常、発しんに対し外用剤を用いて治療します。

予防

  • 水痘にはワクチンがあり、1回の接種により重症の水痘をほぼ100%予防でき、2回の接種により軽症の水痘も含めてその発症を予防できると考えられています。定期接種として、1歳~3歳未満の間に、2回の接種が行われています。
  • 家庭内接触での発症率は90%と報告されており、家庭内での感染を防ぐために水疱(水ぶくれ)に触れた後の確実な手洗いやタオルの共用を避けるといったことも重要です。

その他

学校保健安全法における第二種感染症に定められています。学校保健安全法で定めらている出席停止期間は、「すべての発しんが痂皮化するまで」です。

お問い合わせ

所属:薬務感染症対策課  担当者名:近藤、田村、鳥原、森岡

ファクス:0985-26-7336

メールアドレス:yakumukansensho@pref.miyazaki.lg.jp