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県広報みやざき


 こんにちは!河野です
 このたびの熊本地震で亡くなられた方々とその御遺族に対し、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
 隣県を襲った大災害に対し、本県は発災直後から、市町村や関係機関、ボランティアなどと連携し、全力で支援に取り組んでいるところです。
 先日は熊本県庁に蒲島知事を訪問。お見舞いを申し上げ、引き続き、隣県として最大限の支援に取り組む旨をお伝えしました。蒲島知事からは、本県の支援に対するお礼とともに、今回の震災対応でうまく対応できたこと、できなかったこと、課題として浮き彫りになったこと、教訓として今後に生かすべきことなど、さまざまな御示唆をいただきました。こうした経験や教訓をしっかり共有して、災害への備えを強めていきたいと思います。
 知事会の調整に基づき本県が支援を担当した阿蘇市では、 本県から毎日50人の職員を派遣して避難所運営などを支援したことに対し、感謝の言葉をいただきました。また、観光客が9割減となり、観光や農業が産業の中心を占める阿蘇市にとって極めて深刻な状態であり、本県からの観光客の流れに期待しているとの話がありました。
 途中、多くの建物が損壊した益城町の街並みや、楼門などが倒壊した阿蘇神社など、いたるところに刻まれた地震の傷跡を目の当たりにし、復旧・復興に向けて息の長い取組が必要となることを実感しました。
 本県では、最大で震度5強を観測しながら、そのような大きな被害は受けなかったものの、大型連休中に6万3千人分の宿泊キャンセルが生じ、特に海外からのお客様が減少するなど、観光面への深刻な影響を受けています。
 この対策として、県単独の事業に加え、国や九州各県と連携した「九州ふっこう割」など、九州観光復興キャンペーンを展開しています。今回、この広報紙にも、熊本県への支援の一環として「熊本県からのお知らせ」を掲載しています。県民の皆さんも、夏休みや秋の行楽シーズンなど、熊本県や県内各地を訪れ、九州の元気を取り戻すお力添えをお願いします。そのことが被災された方々の支えになりますし、復興に向けた次のステージで私たちができることの一つです。
 10月16日には、南海トラフ巨大地震を想定した県総合防災訓練を、西都市・児湯郡で実施します。大災害から自分の生命を守るには、日頃から十分な備えを積み重ね、いざというときに生かすための実践的な訓練が必要です。県全体として「自助」「共助」「公助」の力を高めていくためにも、お住まいの地域などで実施される防災訓練への積極的な参加をお願いします。

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