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県広報みやざき


 こんにちは!河野です
 2月中旬、本格焼酎と宮崎牛のPRのため、ニューヨークとロサンゼルスを訪問しました。アメリカ出張は、知事就任後初めて。 私自身、アメリカへは15年ぶり、ニューヨークやロサンゼルスとなると、留学していた時以来で25年ぶりでした。トランプ大統領の就任直後ということで、世界の注目が集まる中での訪米。
 ニューヨークでは、現地のシェフやバーテンダー、メディアなど約80名を招き、本格焼酎と宮崎牛のPRイベントを開催しました。まだ焼酎の認知度は低いものの、参加者の評価は高く、反応は上々。今後も、意欲あふれる蔵元と連携し、継続的に流通業者などへのセールス活動に取り組むこととしています。
 宮崎牛は、日本からアメリカに輸出される牛肉の約4割を占めています。県産牛肉の輸出量の約4割 (約90トン) がアメリカ向け。今回は、アメリカでの販売に貢献いただいている商社や食肉販売業者を訪問し、今後の販路拡大に向けた具体策について意見交換しました。
 その会社と取引のあるニューヨークの人気ステーキハウスでは、宮崎牛に、アメリカ産和牛の2倍の値段が付けられていました。シェフも、宮崎牛は口の中でとろけるようで、ほかの和牛とはレベルが違うと絶賛しておられました。やはり「日本一(=世界一)の宮崎牛」!
 今後、より一層の輸出拡大を図る上で「日本一」の称号は大きな強みです。今年は5年に1度の全国和牛能力共進会が開催される年。関係者一丸となって、「日本一3連覇」の達成を目指します。
 ロサンゼルスでは、工事中の「ジャパンハウス」を視察しました。日本の魅力を発信する拠点として、外務省が海外3都市(ほかはロンドンとサンパウロ)に整備する施設です。場所はハリウッド大通りに面し、アカデミー賞授賞式が行われるシアターのすぐ隣という一等地。
 創立40周年を迎えた宮崎県人会など、多くの日系人が住むアメリカ西海岸は、アメリカ市場への入口となりうる地域。ジャパンハウスやジェトロ、県人会ネットワークなどと連携しながら、本県の食や文化の魅力を積極的に発信していきたいと思います。
 アメリカは本県産食品の最大の輸出先で、「みやざきグローバル戦略」の重点国の一つ。世界の政治、経済、流行の中心であり、アメリカでの評価がブランド力に直結します。今後とも、これまで築いてきた人脈を大切にしながら、より一層アメリカでの販路開拓や情報発信に力を入れ、本県の活力に結び付けていきたいと考えています。

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