県広報みやざき

国文祭・芸文祭みやざき2020
「山の幸 海の幸 いざ神話の源流へ」

今年、本県で初めて開催される国内最大規模の文化の祭典、「国文祭・芸文祭みやざき2020」。10月17日(土)から12月6日(日)までの51日間、 県内全域で、さまざまなジャンルの文化イベントが実施されます。大会の見どころなどについて、河野知事に詳しく聞きました。

今年はいよいよ「国文祭・芸文祭みやざき2020」が開催されます。
みやざき大会の特徴について教えてください。

神楽

河野知事 本県は、古事記や日本書紀に描かれた日向神話の舞台です。神話の世界を舞で表現した神楽に代表されるような伝統文化や、ゆかりの史跡などが、県内各地に残されています。

県では、このような文化資源を、県民の皆さんが本県の宝として再認識し、自ら発信していただくことで、魅力ある地域づくりにつなげていくため、「記紀編さん1300年記念事業」に取り組んでいます。

この記念事業の集大成として開催するみやざき大会では、「記紀・神話・神楽」を柱の1つとして、県内外にその魅力を発信していきたいと考えています。

ほかには、どのような文化資源がありますか?

河野知事 「記紀・神話・神楽」以外にも、 今年25回目の開催となる 「国際音楽祭」、本県の誇る歌人「若山牧水」、また、自然豊かな山や海が育んだ魅力あふれる「食」など、多彩な文化資源に恵まれています。

大会では、これらの4つの文化資源を「フォーカスプログラム」と呼び、大会の柱として、準備を進めています。

大会で知事が楽しみにしているプログラムを教えてください。

野田あすかさん(右)

野田あすかさん(右)

河野知事 まずはフォーカスプログラムの1つである「国際音楽祭」です。25回の節目を迎え、充実した内容でお届けするとともに、大会期間中は音楽祭の秋版「オータムプログラム」を開催します。

また、音楽つながりで、芸文祭のプログラムの1つである「わたぼうし宮崎コンサート2020」も楽しみです。

このコンサートでは、大会の広報アンバサダーでもあるピアニストの野田あすかさん作詞・作曲の「ココロノイロ」が演奏されると聞いていて、心待ちにしています。

それ以外にも、素晴らしいイベントが目白押しです。

イベントの内容については随時発表しますので、ぜひ期待してお待ちください。

県内全市町村で開催される分野別フェスティバル事業も楽しみですね。

お茶会の様子

お茶会の様子

河野知事 市町村ごとにそれぞれの地域の特色を生かした、魅力あふれるプログラムが実施されます。

演劇やコンサートをはじめ、ツアーやワークショップなどの体験型イベントもありますので、ぜひ、お近くの催しに足を運んで、地域の文化に触れていただけるとうれしいですね。

最後に県民に向けて一言。

河野知事 大会本番まで、あと半年となりました。地域の文化を知ることは、私たちのルーツを探ることでもあり、郷土愛にもつながるものと考えます。

多くの県民の皆さんに大会に参加していただき、地域の魅力を再認識するとともに、特に、次世代の文化活動を担う若い世代の方が躍動し、これからの宮崎をけん引していただければと思います。

この大会が、そのような契機となるよう、皆さんと一緒になって盛り上げていきたいと思います。

お問い合わせ
国文祭・芸文祭みやざき2020事務局
(国民文化祭・障害者芸術文化祭課)
0985(26)7951
メール:
[email protected]

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