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いつまでも元気に生活するために大切なこと、それは「健康」でいることです。今回は、ヘルシー・サポーター(健康増進課職員)が今日からできる健康への4つの取り組みを紹介します。
健康のために1日に必要な野菜は、1日350g。
しかし、宮崎県民の野菜摂取量は、平均約278g。約100g不足しているのが現状です。
野菜をたくさん、おいしく食べるためのポイントとして、
この5つのポイントを参考に「ベジ活」してみませんか?
野菜を取ることで、健康の維持、生活習慣病の予防、腸内環境の改善、疲労予防などといった効果が得られます。
めざせ、1日350g!
調味料のかけ過ぎ、塩分の高い食品を取り過ぎていませんか?
塩分を取り過ぎると血圧が高くなったり、深刻な病気を引き起こす可能性が高くなります。
入れすぎ、つけ過ぎを防ぐためには、まず、どんな調味料や食品に多くの塩分が含まれているのかを知ることが大切です。
そのほかにも、塩分の多い食品を控えたり、しょうゆや梅干しなどを減塩タイプの商品に変えるだけで上手に塩分を減らすことができます。普段の食事で、調理法や食べ方を工夫してみませんか?
塩分は、体の維持に必要ですが、取り過ぎてしまうと、体を壊してしまうことも!
適切に塩分をとって、健康な体を維持しましょう!
皆さんは1日どのくらいの時間、身体を動かしていますか?車社会の宮崎県。近くのお店などに行くときにも車に乗っている方が多いのでは…。
歩くことは、とても身近に始められる運動のひとつ。「運動は身体にも心にも優しい。1日+10分」を合い言葉に、できることから始めましょう!
レッツチャレンジ!
県内にはウォーキングやハイキングにうってつけのすてきな場所がたくさんあります。1,000歩(=約10分のウォーキング)は、距離として600m~700mに相当します。ぜひ、自分だけのお気に入りのウォーキングコースを見つけてみてください!
忙しいことを理由にお口の健康を後回しにしている方はいませんか?
おいしくものを食べ、健康的な毎日を楽しむためにも、お口の健康はとても大切です。なによりも生涯自分の歯を保つことは、全身の健康の維持にも重要な役割を果たしています。
歯の喪失の原因は、主にむし歯と歯周病です。特に、歯周病は、誤嚥性肺炎や、糖尿病、動脈硬化などとの関連が報告されています。毎日の歯みがきと定期的な歯科健診で健康な歯を保ちましょう。
このような症状があったら、歯周病の可能性があります。
かかりつけ歯科医院でチェックしてもらいましょう。
県では皆さんの地域にお伺いして、県の取り組みの説明や意見交換を行う「出前講座」を実施しています。歯と口の健康づくりについて、一緒に考えていきましょう!
宮崎県民の平均健康寿命は、男性73・30歳で、全国9位、女性が76・71歳で全国3位と比較的上位ですが、まだまだ伸びしろがあります。紹介した4つの取り組みを参考に、自分のため、そして周りの大切な人のためにも、いつまでも「健康」を維持しましょう!
お問い合わせ |
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健康増進課 0985(26)7078 |
(栄養担当)
奈須 千花 技師
県広報みやざきでは、毎号ご家庭で簡単に作れる「ベジ活レシピ」を紹介していますので、献立の参考にしてみてくださいね!また、県内の「ベジ活応援店」を利用するのもおすすめです!