県広報みやざき

もっと健康で、もっと幸せ。

毎年2月は全国生活習慣病予防月間です
もっと健康で、もっと幸せ。

いつまでも元気に生活するために大切なこと、それは「健康」でいることです。今回は、ヘルシー・サポーター(健康増進課職員)が今日からできる健康への4つの取り組みを紹介します。

全国生活習慣病予防月間 シンボル

1 もっと野菜をとろう

健康のために1日に必要な野菜は、1日350g。

しかし、宮崎県民の野菜摂取量は、平均約278g。約100g不足しているのが現状です。

野菜350gこのくらいです

野菜をたくさん、おいしく食べるためのポイントとして、

  • 旬の野菜を食べる。必要な栄養素を含むだけでなく、値段も手頃!
  • そのまま食べられる野菜(トマト、きゅうりなど)を利用して、手早く野菜を食卓に!
  • ③野菜は加熱する。たくさん食べることができ、面倒な下ゆでも、電子レンジで簡単に!
  • 冷凍野菜は、カット済みなので、すぐに必要な量だけ使えて便利!
  • ⑤野菜の水煮、缶詰、乾燥野菜を常備しておくと、買い物に行けない時に便利!

この5つのポイントを参考に「ベジ活」してみませんか?

野菜を取ることで、健康の維持、生活習慣病の予防、腸内環境の改善、疲労予防などといった効果が得られます。

めざせ、1日350g!

奈須 千花 写真
ヘルシー・サポーター
(栄養担当)

奈須 千花 技師

県広報みやざきでは、毎号ご家庭で簡単に作れる「ベジ活レシピ」を紹介していますので、献立の参考にしてみてくださいね!また、県内の「ベジ活応援店」を利用するのもおすすめです!

2 もっと塩分に気をつけよう

調味料のかけ過ぎ、塩分の高い食品を取り過ぎていませんか?

●食塩摂取量の1日あたりの目標値 ※日本人の食事摂取基準(2020年) ●宮崎県民の1日あたりの平均食塩摂取量

塩分を取り過ぎると血圧が高くなったり、深刻な病気を引き起こす可能性が高くなります。

入れすぎ、つけ過ぎを防ぐためには、まず、どんな調味料や食品に多くの塩分が含まれているのかを知ることが大切です。

そのほかにも、塩分の多い食品を控えたり、しょうゆや梅干しなどを減塩タイプの商品に変えるだけで上手に塩分を減らすことができます。普段の食事で、調理法や食べ方を工夫してみませんか?

■調味料に含まれる塩分量(小さじ1あたり) 参考:日本食品標準成分表 ■料理・加工食品に含まれる塩分量 参考:毎日の食事カロリーガイドブック
■調味料に含まれる塩分量(小さじ1あたり) 参考:日本食品標準成分表 ■料理・加工食品に含まれる塩分量 参考:毎日の食事カロリーガイドブック
本武 明子 写真
ヘルシー・サポーター
(栄養担当)

本武 明子 主査

塩分は、体の維持に必要ですが、取り過ぎてしまうと、体を壊してしまうことも!
適切に塩分をとって、健康な体を維持しましょう!

3 もっと身体を動かそう

皆さんは1日どのくらいの時間、身体を動かしていますか?車社会の宮崎県。近くのお店などに行くときにも車に乗っている方が多いのでは…。

歩くことは、とても身近に始められる運動のひとつ。「運動は身体にも心にも優しい。1日+10分」を合い言葉に、できることから始めましょう!

レッツチャレンジ!

ヨガのポーズ

皆さんは何秒キープできますか?
  • ①おなかに力を入れてまっすぐに立ちます。
  • ②腕の前で両手を合わせます。
  • ③右足の裏を左足の太ももに合わせます。
  • ④反対の足も同じように行います。

片脚上げ

簡単に見えますが、思ったよりキツイ・・・
  • ①少し腰を曲げて椅子に座ります。
  • ②伸ばす足のももの下に手を入れます。
  • ③つま先を上に向けながら、ゆっくりと膝を伸ばしきり、ゆっくりと元に戻します。
  • ④反対の足も同じように行います。
温谷 莉早 写真
ヘルシー・サポーター
(運動担当)

温谷 莉早 技師

県内にはウォーキングやハイキングにうってつけのすてきな場所がたくさんあります。1,000歩(=約10分のウォーキング)は、距離として600m~700mに相当します。ぜひ、自分だけのお気に入りのウォーキングコースを見つけてみてください!

4 もっと歯を大事に

忙しいことを理由にお口の健康を後回しにしている方はいませんか?

おいしくものを食べ、健康的な毎日を楽しむためにも、お口の健康はとても大切です。なによりも生涯自分の歯を保つことは、全身の健康の維持にも重要な役割を果たしています。

歯の喪失の原因は、主にむし歯と歯周病です。特に、歯周病は、誤嚥性肺炎や、糖尿病、動脈硬化などとの関連が報告されています。毎日の歯みがきと定期的な歯科健診で健康な歯を保ちましょう。

歯周病セルフチェック

  • □歯ぐきに赤く腫れた部分がある。
  • □口臭がなんとなく気になる。
  • □歯ぐきがやせてきたみたい。
  • □歯と歯の間にものがつまりやすい。
  • □歯をみがいたあと、歯ブラシに血がついたり、すすいだ水に血がまじることがある。
  • □歯と歯の間の歯ぐきが、鋭角的な三角形ではなく、うっ血していてブヨブヨしている。
  • □ときどき、歯が浮いたような感じがする。
  • □指でさわってみて、少しグラつく歯がある。
  • □歯ぐきから膿が出たことがある。

このような症状があったら、歯周病の可能性があります。
かかりつけ歯科医院でチェックしてもらいましょう。

唾液腺マッサージ 加齢とともに唾液の分泌量は減少します。唾液腺のマッサージをして、唾液の分泌を促しましょう。
佐竹 あすか 写真
ヘルシー・サポーター
(歯科担当)

佐竹 あすかさん

県では皆さんの地域にお伺いして、県の取り組みの説明や意見交換を行う「出前講座」を実施しています。歯と口の健康づくりについて、一緒に考えていきましょう!

宮崎県民の平均健康寿命は、男性73・30歳で、全国9位、女性が76・71歳で全国3位と比較的上位ですが、まだまだ伸びしろがあります。紹介した4つの取り組みを参考に、自分のため、そして周りの大切な人のためにも、いつまでも「健康」を維持しましょう!

ヘルシー・サポーター 写真
ヘルシー・サポーター
(健康増進課職員)

2023みやざき健康増進アンバサダー
蕨野友也さんから県民の皆さんへ

蕨野 友也 写真

蕨野 友也わらびの ともやさん

“健康”というものは、人それぞれ解釈が違うと思います。みんな健康でありたいし、健康でいたい。僕も、健康のために、さまざまなことにチャレンジしつつ、楽しみながら日々生活していきたいと思います。みなさんも一緒に頑張りましょう!

都城市出身の俳優。ドラマ、映画、舞台で活躍中の36歳。現在、「ウルトラマンブレーザー」で主人公ヒルマゲントとして出演中!

宮崎県健康Life(健康増進課公式インスタグラム)

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健康増進課

0985(26)7078

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