現在、SDGs(持続可能な開発目標)に代表されるように、持続可能な社会の構築が課題となっています。
このような中、木材は、「伐って、使って、すぐ植える」ことにより再生産される持続可能な資源として評価が高まっております。
木材利用技術センターは、設立以来18年、このうちの「使う」部分を担ってきており、基礎研究に加え、スギ材の特性の解明や乾燥技術の普及、企業との共同研究による新商品開発など、多くの成果を上げてきたところです。
今後は、本県の森林資源を有効に活用するため、これまでにセンターに蓄積された知識や技術を活かして、センター設立の原点である「地域に密着した実用研究」をさらに進展させていきたいと考えています。
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