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新しい試験機器を導入しました!
 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(令和3年度実施)にて導入しました。
 これまで、当センターで出来なかった、指定建築材料の認定に必要な長期性能試験・圧縮試験などが可能になり、中高層建築物や非住宅分野など新たな需要に対応した部材等の試験研究・開発を推進し、本県の林業・木材産業の成長産業化や県産材の需要拡大に貢献していきます。
恒温恒湿室
恒温恒湿室の写真

【機器の特徴】
 任意に指定した温度と湿度を一定に保つことが可能
【可能となる試験研究】
  ・JAS法に規定されている試験体の養生や
  長期性能試験(※)
 ・指定建築材料の認定に必要な長期性能試
  験
 ・高温多湿など温度や湿度の変化に対応し
  た部材の腐朽試験や調湿機能試験
 ・無垢材や抗菌効果のある塗料を塗布した
  部材の抗ウイルス機能試験
【期待される成果や製品開発】 
 ・県内の製材工場が生産するJAS材の安定供給
 ・中高層建築物に使用可能な高強度の指定建築材料の開発
 ・県産無垢材や塗料を塗布した部材の抗ウイルス作用のエビデンス
 (※)JAS材に求められる試験等
  ・JAS試験で定められた含水率の部材は、含水率を一定にするため、恒温恒湿室での養生
   が必要
  ・一定の条件下(温度・湿度)で長期性能試験、接着性能試験などが義務づけられている。
   
大断面材圧縮試験機
大断面材圧縮試験機の写真
【機器の特徴】
 大断面の構造用部材に対応し、最大300tの荷重試験を行うことが可能
【可能となる試験研究】
 ・指定建築材料の認定に必要な圧縮試験
 ・大型部材と金具との接合部の試験
 ・CLTなど大断面の構造用部材の圧縮試験
【期待される成果や製品開発】 
  ・指定建築材料の開発
  ・中高層建築物に使用可能な高強度の指定建築材料の開発
  ・大型部材の普及のための新たな接合金具の開発
  ・大型部材に係る使用や設計・施工方法の標準化