令和4年度第2回宮崎県自殺対策推進協議会を開催しました
1開催概要
開催日時
令和4年11月7日(月曜日)午後2時から午後3時10分まで
開催場所
防災庁舎プレスルーム
(各委員はプレスルーム、もしくはオンラインにより参加)
出席者
委員(26名中22名出席、うち4名代理出席)
事務局(福祉保健部次長ほか5名)
議事
- (1)自殺の現状等について
厚生労働省発表の「人口動態統計」等を使用し、事務局から説明を行いました。
- (2)県における自殺対策の取組等について
自殺対策の主な取組等について、事務局から説明を行いました。
2議事概要
各委員からの主な意見は、以下のとおり。
- 「社員の心に寄り添い支えるために」というテーマでゲートキーパー研修をする。社内全体を把握している人事労務の担当者に組織の中で生かしていただければと思う。
- ワンストップ相談会では、高齢者の方が小一時間話をされ、やってて良かった。この取組は大切だと思う。
- ワンストップ相談会は、様々な立場の団体が一堂に会するので、例えば、お金の問題で自殺を考えている人は、看護協会が話を聴いて、司法書士会につなぐということがその場でできるメリットがあるのですごく良い。
- 感染対策を取りながらワンストップ相談会をすれば、機会を増やしたり、工夫をすればもう少し広げていけるのではないかと思う。
- かかりつけ医が精神科医を紹介する「うつ病医療連携事業」について、精神科受診は敷居が高いが、親しいかかりつけの先生が紹介されるから、受診率が高い。今後も継続してもらえると良い。
- 電話相談では、肌感覚ではあるが、最近、男性の相談者が多いと感じる。コロナに関する相談はここ最近は少なくはなってきたと感じるが、それでも切羽詰まった話は多いので、追い詰められている方は多いのではと思う。
- 電話相談では、家庭内、会社内、地域でのコミュニケーションがなされていない、つながりが希薄なのが如実に現れているような気がしないでもない。
- コロナの流行によって、社会の不安が電話相談に表れてきたのかなと感じる。
- 学校現場では、休校が長引いて正規の授業ができないないといった影響で、子どもたちの良さを出す授業まで取り組む余裕が学校にないのではないかと考える。
- 過去に虐待を受けたことも、自傷行為や自殺につながることもあると再認識した。
参考(相談窓口情報サイト)